『元サラリーマン、宇宙最強の美少女に転生する』
第22話「仮泊地」を公開しました。
ラグレスにも、セブンゲートにも直接戻れなくなったアリアたち。
ガルドが手配した作業艇に先導され、ラスティは通常航路から外れた、使用停止中の整備区画へ向かいます。
巨大な岩塊の内部に隠されたその場所は、外部通信網から切り離された一時的な仮泊地。
傷ついたラスティを格納し、ようやくひと息つける状況になります。
とはいえ、完全に安全とは言い切れません。
貨物区画に固定されたヴェイン・ゼロは、船内回線から物理的に切り離されたまま。
それでも、アリアが近づいた時だけ、機体表面から漏れる微弱な波形に変化が現れます。
ヴェイン・ゼロは、何を感知しているのか。
ラスティとの接続は切れても、アリアとの間に生まれた何かは、まだ残っているのか。
三人は、今後ヴェイン・ゼロへ一人で近づかないこと、勝手に再接続しないことを決めます。
そして、ガルドから届いた記録には、もう一つの知らせがありました。
ミラの愛機、フリーバード。
点検と外装復旧を終え、別の管理区画へ移動していたフリーバードが、無人牽引機によって整備区画へ運ばれてきます。
暗い宇宙の向こうから姿を現す、見慣れた小型船。
その姿を見たミラは――。
張りつめた状況の中で、少しだけ息をつける第22話。
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