柴公

結婚式には友人代表スピーチがつきものだ。あなたがお願いされたら、どんなスピーチをする？

苦節三十幾年、俺は遂に、自殺に成功した。 死を望む男の、揺れ動く心を殴る。

大人ぶった恋する女の子 流されがちな青年 別れを切り出そうとするカップル 夢を語る老人 子育て中のシングルマザー… 人々の感じる｢言うことを聞かない｣をテーマに、稚拙な筆で表現。

日々を平凡に過ごしていた高校生の徃明(ゆくあき)。ある日の通学路、いつも通り信号待ちをしていると、交差点の真ん中に人影が―！？ 不思議な存在と関わる事で人生についてを見つめ直す…

登場人物は名前すら出されず、ただ彼の感じたその一瞬を描写。まるで白昼夢のような、でも現実にもありそうな、そんな一時。