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ありがたいことに、『ヒーリング小説 優しい世界掌篇集』が、じわじわとランキングを上げています。
もちろん、上を見ればすごい方はいくらでもいます。
たくさんの人に読まれている作品と比べれば、ランクインしているだけでもおこがましいような気持ちもあります。
ただ、その一方で。
これはまったくの偶然でもないのかな、とも思っています。
ずっと文章を書いてきて、いろいろなものを書いて、うまくいかなかったり、読まれなかったり、それでもまた書いたりしてきました。
その中で、僕はようやく「ヒーリング小説」という、自分が書きたいものの輪郭を見つけました。
大きな事件が起きるわけでもない。
ものすごい能力を持った主人公が出てくるわけでもない。
誰かが珈琲を飲んだり、仕事から帰ったり、少し疲れていたり、誰かの何気ないひと言に救われたりする。
そんな、小さな物語です。
だから正直、こういう小説がランキングという場所で少しずつ上がっていくことを、僕自身がいちばん不思議に思っています。
でも、同時に、
「こういう物語を読みたい人もいるんだ」
ということを、少しずつ教えてもらっているような気もしています。
一気に何百人、何千人という人に届いたわけではありません。
ひとり読んでくれて、またひとり読んでくれて。
その積み重ねで、じわじわと上がってきました。
そう考えると、この「じわじわ」という上がり方は、この掌篇集には案外似合っているのかもしれません。
ランクインしていることについては、まだ少しおこがましい気持ちがあります。
でも、「たまたまです」と全部を片づけてしまうのも、これまで書いてきた自分に失礼な気がします。
偶然もある。
運もある。
読んでくださった方のおかげでもある。
でも、書き続けてきたからここにある。
そういう意味では、少しくらい「必然だったのかもしれない」と思ってもいいのかな、と今は思っています。
まだまだ小さな掌篇集です。
それでも、この小さな物語を見つけて読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
これからも、読んだあとにほんの少し呼吸が楽になるような物語を書いていきたいと思います。
そして、noteでは小説だけではなく、ヒーリング小説について考えていることや、文章を書くこと、日々の暮らしなども書いています。
「ヒーリング小説って、そもそも何だろう」
「どうやって書いているんだろう」
という方は、よかったらこちらものぞいてみてください。
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これからも、どうぞよろしくお願いします。
髙橋P.モンゴメリー