皆さん、風邪ぴっきの私を励ましてくださってありがとうございました。
おかげさまで、窮地を脱しました!
もともと喘息もちなので、少し動くと咳が出ます。
なるべく家に居ようと思ってます。
それでも連休初日は、チャレンジしたい長編の舞台を確認したくて、紅葉で激こみになる前に――と小御所と寝殿を備えたお寺に行きました。
ところが、残念。
翌日のイベントの準備で、華道家の人々がごった返していて、空間がよく分からんかった――無念。
でも寺歴をゲットしたので、そこはよかった。
帰ったらくたびれてしまって、翌日も調子が悪く、今は家でじっとしています。
咳のし過ぎで頭が痛い。咳嗽頭痛め。
そして――表題のごとくです。
「カクヨムお題チャレンジ(KOC)2026秋」開催!に参戦しました。
第1回のお題は「機械」とのことで、半年前に冒頭とエンディングだけ作っていた短編に書き足して、参戦することにしました。
人生初SFですが、着想は谷川俊太郎の詩、『脳とこころ』から来ています。
とはいえ、全体は覚えていなくて、最初のニ行だけ覚えたんですがね。
でも、仕上がってから、詩を調べてみたら、最後の問いにたどり着いてた。
不思議だ。
記憶に刷り込まれていたのか、あるいは一二行だけでも、そこにたどり着くよう道しるべされていたのか。
やはり、谷川俊太郎は天才だ。
谷川俊太郎
詩集「シャガールと木の葉」(10)
二〇〇五年年五月『株』集英社発行
『脳と心』
この卵型の骨の器(うつわ)にしまってあるものは何?
傷つきやすく狂いやすいひとつの機械?
私たちはおそるおそる分解する
私たちは不器用に修理する
どこにも保証書はない
その美しいほほえみの奥にあるものは何?
見えるものと見えないものが絡み合う魂の迷路?
私たちはおずおずと踏みこむ
私たちは新しい道標を立てようとする
誰も地図はもっていない
しかもなお私たちが冒険をやめないのは何故?
際限のない自問自答に我を忘れるのは?
謎をかけるのは私たち自身の脳
謎に答えようとするのも私たち自身の脳
どこまでも問いつづけ……いつまでも答えはない