職場の近くに、ちょっと変な自販機がある。
いつまで経ってもホット飲料が消えない。
春の終わりになっても。
そう。
普通はもうないはずの、あの甘いホットミルクティーが、まだあるのだ。
更新が遅いだけだと思う。
戦略とかじゃなくて、たぶん本当に遅いだけ。
でも私は、その“遅さ”に救われている。
私が世界一好きな飲み物は、ペットボトルのホットミルクティー、350ml。
あのジャンクな甘さ。
子供の頃からずっと好き。
そして――
ゴールデンウィークが近づくと、毎日がちょっとだけ「賭け」みたいになる。
今日は、まだあるだろうか。
いや、もうないか――。それとも。
ミルクティー•ゲーム。
私は、今日も150円をベットする。