お久しぶりです
既に公開済みの「虹色の英雄伝承歌」の続編共々、ひそかに書き進めてきた新作についてですが、もうすぐ公開可能になってきたので告知を兼ねて少し語りたいと思います。
シリーズタイトルは「偽りの悪旗(あっき)」
悪旗は悪鬼羅刹の悪鬼にもかかっており、また悪や偽善に相対する存在という意味もかねています。
世界のため、人々のためにあえて悪を為すものたちが掲げる旗。
相変わらず流行りを無視したあらすじをかねていない題名になりますが、そもそもこれはWeb小説というものが主流になる前から自分が書いていた作品でして、
テーマを一言で言えば「宇宙人(地球外知的生命体)との外交」
宇宙人がまず武力による侵略ではなく、外交という手段に打ってきたらどうするかという、
いわば21世紀の黒船来航。
そもそも、パニック映画やSFに出てくる宇宙人の多くがろくに地球側と外交もせず、突然武力で攻め込んで全地球人をまとめて敵にするのか。
月に宇宙人がなにか建造物を建てていた場合、領土問題で取り上げられる先住権はどうなるのか。
月や火星に探査機を送るのがやっとの地球人が宇宙人に対して太陽系の天体の居住権や領有権を主張できるのか。
まず地球の各国と外交して地球上での味方を増やした上で反対勢力と戦う方が利口。
そんなことを思っていたわけです。
そうしたオカルトではなく、政治的課題としての地球外知的生命体との接触、交渉がテーマ。
無論、宇宙人がやって来たことによって我々地球側が抱えている国際問題も変化していく。
そうした現実の政治の問題を別の角度から考えることにもなる。
そういうテーマで長年書き進めていたわけではありますが、ネットに繋ぐようになり、SNSなどを見るにつけて素人が軽々しく現代の政治を語るのは難しい事を悟り、一時は断念、お蔵入りも考えていました。
どんなに中立の立場を心がけても得られる情報に偏りがある以上公平な視点で政治を語るのは難しい。
そして書くのをためらっていたもう一つの理由が、読み手側の視点の問題。
現代の政治に関わる以上、日本語で書く以上、読者視点は基本日本人で。しかし、日本という国を主役にして現代の外交、軍事をエンタメとして書くには様々な問題がある。
それに主役として書くよりも日本を主人公たちの『敵』として出して、政治、外交で攻める方が日本が抱える軍事、外交の問題を浮き上がらせられる。
これもまた極めて際どいテーマであり、難しいと思ってはいましたが、
昨今の日本の状況を見るにつけ、これはやはり書くべきだと思い直したわけです。
つまり、宇宙人(地球外知的生命体)が主役のアメリカ(とその同盟国である日本)などを相手にする現代政治、軍事外交をテーマとした仮想戦記、あるいは政治活劇(ポリティカルフィクション)となります。
そして平行して日本人が主役の、主に世界観の説明やサイドエピソードを描く番外編も同時に進めていくことになります。
残念ながらカクヨムには仮想戦記というジャンルがないのでジャンルはとりあえずSFでの投稿となります。
ただ歴史、伝記の方がよいかもしれないと思ってるので変更もあるかもしれません。
後、本作は作中の描写や科学考証等の設定のための資料集めにGrok等の対話型AIを一部使っているところがあります。
AI、特に生成AIに関しては色々と物議をかもしていますが、これに関してはここに書くつもりでしたが長くなりましたので既に公開しているエッセイで語っています。
題は
「ネット小説と生成AIの問題についてラーメン作りに例えて語ってみるエッセイ」
と、なります。
色々と書いていたら結構な文字になってしまいましたが、ここで生成AIに関する現状での自分の考えを語っていますので、偽りの悪旗の前哨戦として興味が湧いたら読んでみてください。
ではまた。