清水らくは

とてもきれいな文章でした。
ただの悲劇ではない、主人公にもあった何かしらの後悔が感じられました。
余韻の深い物語です。

前向きだけど切なくて、まっすぐだけど波打っているような、心を揺さぶってくる歌が多いです。特に「光の中を転がり走る」というのが、まっすぐな線ではないけれど、輝きながら進んでいく様子が…続きを読む

登山は孤独であり、出会いであり。それは決して楽しいことばかりではないのがわかる。そしてそれを求めていることも、向かい合うことも。素敵な物語でした。

この分量で、とても完成度が高いと感じました。じんわりと染みてくる物語です。

トリの真実、全く知りませんでした。

展開がとても良かったです。読後、しばらく考え続けています。

新生活に期待するというのは、何かが必要なのですね。

丁寧に道具の準備から書かれているのがよかったです。出てくるのが確実に「初めて知る山」なので、それも楽しみです。

楽しくて縦に揺れそうになる心が、時折横に揺さぶられる。情緒をかき混ぜられるのがうれしいです。

タイトルの通り、左大胸筋を拾う話です。その通りなのでそんな話なのですが、予想通りの話では全くありませんでした。 迷子の筋肉、悩んでいる筋肉、挫折した筋肉、涙をこらえている筋肉、様…続きを読む

「確かに母は囲碁でした」以上の感想は書けない気がするのですが、とにかく、読んでよかったのです。そして、囲碁をしてみようと思うのです。母も大事だと思うのです。

とても良いです。