翌日、第一演習場。
訓練用の大型標的を前に、リプレが巨大スパナを構える。
「いくよ」
振り抜けた一撃は、凄まじい轟音とともに衝撃波を巻き起こし、標的を粉砕した。
さらに、それだけでは終わらない。
並列回路から均等に引き出された魔力が、スパナの先端から刃のように鋭く展開され、遠く離れた別の標的を鮮やかに両断した。
観客席で見守っていた教員たちが、あまりの威力の跳ね上がり方にどよめく。
「おい、なんか威力上がってないか……?」
俺が驚いて声をかけると、リプレは平然と言い放った。
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「上がってる。当然だろ」