新潮社の「私立探偵マニー・ムーン」(リチャード・デミング著)という推理小説(?)を読んでいます。
何故「推理小説(?)」かというと、推理もあるけど、それよりも主人公ムーンの型破りなキャラクターが強すぎて、読んでいるうちに推理はどうでも良くなるからです。
※若干ネタバレ含みます
ムーンは軍人上がりで、片足が義足、左瞼が垂れ下がっているなどのハンデを負っていますが、とにかく強い。
どう強いって、悪党に車に押し込まれて銃を突き付けられながら隣に座られた時、一瞬で掌底をかまし、相手を殺せるくらいには圧倒的です。
ムーンは依頼のためなら金庫破りを使ったり、女を泳がせたりと、色々な手を使いますが、一番の突破手段は大体暴力です。
ギャング達に捕まってピンチになることも多々あるのですが、その都度警察などの力も借りず、自分の力(暴力)で切り抜けていきます。
町の主要ギャング達がもれなく死んだり、その犯人達を自分で追い詰めたりと、話もスリリングです。
新時代の探偵像なのかもしれません。舞台は昔のアメリカなんですが。
こういうキャラクターをいつか考えたいと思いました。
問題は650ページくらい読んでいるのにまだ終わらないという、文量も圧倒的なので時間がないと読めないということくらいでしょうか。
以上、ありがとうございました。