文章における疾走感が書けない。
音楽なら解る。
NUMBER GIRL
Drive Like Jehu
REACH
ON THE MIGHT OF PRINCES の Go Fuck Yrselfを聴けば今でもあの頃に戻る。
そう大阪の地下で海賊版をごそごそ探していた頃。
自分だけの宝モノを発見した。その日の帰り道は雨だったけど濡れる事も気にならなかった。
曲はPOPでもあり、ハードコアでもあり、兎に角ずっと終始叫んでいる曲で、別に当時聴いていたPOSTROCKの様な難解さもテクニカルさも無い。それなのに僕は鳥肌が立ち、何だか知らんが泣いた。
私にとって音楽はその当時の熱量を想い出す外部記憶装置でもある。
そういった宝モノ達の疾走感は、今はもう失速感だらけの僕の人生を浮き彫りにして、碌な文章を書けない自分を失望させる。だけど、だからって書けなくなるのでは無く、駄作を捏ね繰り書き続けるのは、やっぱり『書くのが』好きなんだろう。
だから仕事の合間に書く。継ぎ接ぎだらけの凡庸な、作品ともいえない殴り書き。
多少とも疾走感が出れば良いけど。僕より全然上手い方々も皆そうなのかな?