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レビューを頂きました! クラゲ虫が湧く、十二月 その4

レビューを頂きました!

↓レビューを頂いた作品URL↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892681106

以下、レビュー内容。

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ねっとりねとねとした黒い彼女と醗酵臭
★★★ Excellent!!! 松宮かさね

自分の不勉強もありますが、「こういうお話です。読んだらこういう気持ちになりました」という感想を書くことが難しいお話です。
そこにあるのは、生々しい感情と、リアルな日々の生活や関係性。そして、ねばねばの海苔。

男女の関係性、とりわけ主人公が彼女に対して抱く思いが伝わりやすく描写されていて、まるで自分もその体験をしているかのような臨場感がありました。
型にはめにくいもの型にはめることなく、そのまま描写する技術の高さに引き込まれ、一気に読了しておりました。
海苔の佃煮がやけに女性的でなまめかしく感じられました。これも描写力の高さゆえだと思います。

型にはめにくいものの一例は人の感情です。必ずしも「嬉しい」「悲しい」などと明確に分類されるものではない。ごちゃごちゃしていて曖昧だったり、いくつも入り混じっているのが自然なのではないか。それをありのまま描写しているところに、この短編の凄味があるのではないでしょうか。
人間の関係だってそうです。例えば恋人、片思い、友達、セフレ、夫婦、無関係。そんな一言に当てははまらない男女の関係もあるのでは……。傍から見てそれが純粋で健全な好意で結ばれただけの関係性に見えなくても(実際にそうであっても)、周囲の者があれこれ口出しするのは野暮なことなのかも……。その人にとってはそうあるのが当然のことなのかもしれないのだから。そんなことを読んでいて思いました。

謎めいた最後の言葉の解釈といい、読んだ人それぞれがそれぞれに違った感想を抱くことのできる、万華鏡のような小説ではないかと思います。


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万華鏡!? 素晴らしい誉め言葉です! 嬉しいです!
そして密度の濃いレビュー、大変ありがたいです。


↓今回のレビューを書いてくださった松宮かさねさんのページへは下記URLから↓
https://kakuyomu.jp/users/conure

松宮かさねさんが書く『リーゼロッテの魔法』という作品が凄く好きで、更新されるたび読みに行ってます。荒み切った心に染み渡る、澄み切った水。リーゼロッテの源泉のごとき清らかさに毎話癒されます。なにより松宮かさねさんの文体が凄く柔らかくて丁寧で、読むだけでゆりかごに揺られているような感覚になれます。ぜひ読んでみてください→https://kakuyomu.jp/works/1177354054888243126

4件のコメント

  • 詩一さんもリーゼロッテファンでしたか……!私もです。
  • きつねのなにかさん

    なんと! 毎話楽しみですよね。親戚のおじさんとして姪っ子を見ている気分で読ませて頂いてます。
  • おふたりともありがとうございます。すごく嬉しいです( ;ᵕ; )
    リーゼロッテのご紹介も、深く感謝です……!
  • 松宮かさねさん

    この二人の会話に気付かれましたか。
    ファンです。
    これからも楽しみにしています!
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