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エミール・ミシェル・シオラン

 かつて、哲学者がものを書かずに思索にふけっていて軽蔑を受けることはなかった。ひとが有効性の前にひれ伏してこのかた、作品が俗人の絶対となった。作品を製産しない人々は「落伍者」とみなされている。しかし、この「落伍者」が前の時代には賢者なのであった。
                 エミール・ミシェル・シオラン


 本当に共感します。シオランの名言。
 と、勿論このままでも伝わる人には伝わるのですが、哲学者、俗人、落伍者などなど耳慣れない言葉にやや難解さを感じている方もいらっしゃると思いますので、今風な言葉を使ってアレンジを加えてみました。以下です。

 かつて、カメラ小僧が自分の思い出の為だけに写真を撮っていても軽蔑を受ける事はなかった。リア充が「いいね」の前にひれ伏してこのかた、フォトジェニックな写真がリア充の絶対となった。フォトジェニックな写真をアップロードしない人々は「キモオタ」とみなされている。しかし、この「キモオタ」が前の時代には写真というカテゴリを支える存在なのであった。
                 シイーチ・シィチ・シイチン


 今っぽくてわかりやすくなりましたが、尊厳を失いました。
 すみませんでした。ただほんと言いたかっただけで。


 ちなみにまだシオランの作品は手に触れた事すらないので、今度本屋で探してみたいと思います。

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