ななな。です。
「マルスの子らよ、聖なる春をゆけ」の第一章を全て投稿しました。ひと段落という気持ちです。
ちょっとした小ネタをここで話していきたいと思います。
登場人物のほとんどは、モデルとした人物、あるいは伝承があります。ケレルやプリスティヌスはオウィディウスに出てきます。ファビウスは、ロムルスの物語に直接関係はありませんが、神話時代のへラクレスの末裔だと言われているので、かなり古くから丘に住んでいたのだと推測しました。
ただし、占い師のアッルーンスだけは完全なオリジナルキャラクターです。彼の性格、結構好きなんですよね。彼の言動の裏付けのために、エトルリアの洋書を漁っていました(日本語文献が少ない……)。
文字に関してですが、実際にはラティウム地方で出土された最古のものは紀元前6世紀らしいです。ですが、エトルリア文字自体は紀元前8世紀にはあったらしいので、それを採用しました。牛耕式で書いているのは、事実です。
それでは、第二章「古都ラウィーニウム」もお楽しみください。