★『超高齢化が進む勇者村の若人~最年少のオッサン2人で竜王討伐~』
異世界モノ初挑戦で思い入れがある。「ゲーム・オブ・スローンズ」を観てファンタジーに対する意識が変わった。魔法は不要だと悟った。自分で読み返してみて近未来どころか遥か未来の兵器が登場して閉口した。緑のタイピンという捨て伏線を張ったのは結果として成功したように思う。最大の捨て伏線はなんで喪服なのかという点。筆者にもわからない(笑)カクヨムネクスト賞に応募しているので連載決定を祈るしかない。
★『秘匿大勇者ケンサク――紐帯のアレキサンドライト』
緑のタイピンを捨てておくのは気に食わなかったので、スピンオフないしエピソード0という感じで書いた。単独作品としても成立するよう配慮した。ケンサクの使用兵器は本編より大人しい気がする。一方で、主人公は粗野な青年だ。もちろん意図してのことで筆者としてはこのような主人公は好まない。懲りずに捨て伏線を張ってしまったことに気付いたので、またスピンオフを書くかもしれない。気付けばケンサクを取り巻くスピンオフの山になっているかもしれないが、それもまたいいだろう。
どちらの作品も『シャーロックホームズ』シリーズ、『成瀬』シリーズのように語り部が後衛なのは筆者の作品では初めてのことで、いま気付いた。そういう意味でも2作を脱稿できたことは喜ばしく思う。