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第51話 小説の感想って、作者にとって魔法かもしれない

今回のお話は、「感想って、魔法かもしれない」というテーマです。

夜、セリナはある小説を読み始めます。

タイトルは、
『俺、TUEEE!!!すぎて、世界がザコすぎる』

あまりに中二病全開なその小説は、
かつて同じ教室にいた“田中 通”という少年の手によるものでした。

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誰にも読まれていなかったその物語を、
“初めて”読んだのは、セリナでした。

ちょっと笑って、でも……気づけば夢中になって、
読み終わったあとにセリナが残した感想文。



私もそうでしたが……。
そのたったひとつの「感想」が、
きっと誰かを、そっと救うことになるんだろうなと思いながら書いた回です。


そして、本章のあとがきに記載させて頂きました通り、本エピソードは、
いわゆる“俺TUEEE!!!系”や“中二病全開”といった創作スタイルを揶揄するものでは決してありません。

これは、創作において最も尊い瞬間──「初めて誰かに読まれること」「0が1になること」をテーマにしています。

もし、同じように悩みながら書いている若い作家さんがいたら。
そして、それを見守る先輩方がいたら。

小さな“感想”ひとつが、どれほど心を救うか──。

そんな想いを、ほんの少しでも伝えられたら幸いです。

いつか、田中 通くんの物語にも、セリナ以外にも、誰かの応援が届きますように。

また本作品に暖かいコメント、ならびに応援♡を押して頂いております皆様に。この場を借りして、御礼申し上げます。

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