Sagaに登場する英雄というのは「偉業を成し、世界の理(記憶と記録)に刻まれた者」のことを指します。
英霊は過去の英雄―――つまり、理と記憶が作り出した人間の残像、幻像、影法師のようなものです。
《理》とはつまるとこ地球そのものであり、意志ある存在「アース」です。
英霊とは「人間の記憶から作り出される一側面を切り取った元英雄」で、伝承で伝わっていることであれば何でもできます。例えば『太陽が沈むより速く走った』と書かれていればそれが可能です。
しかしあくまで物質としての限界があるのでそれを行った瞬間肉体が崩壊するでしょう。
ここまでの説明はあくまで「実在する英雄」が英霊になった場合です。
実在した人間ではなく、創作に登場する人物、生物が英霊になった存在のことを総称して「幻想英霊」と呼び、彼らは例外的に「伝承の実現」を常時可能とします。
「英雄の切り札」
英雄として生きる者の力は技術そのもの。
人の境地【人技】。神の境地【神技】です。
人技を多く持つ英雄はおれど、神技はそれぞれ一つずつしか持たず、切り札となる。
「英霊の切り札」
伝承そのものが武器となった《神器》。
世界に刻まれた【詠唱】と武器名を叫ぶことで己の戒めを解き放つ【戒放宣言】を行うことで発動できる。それぞれの伝承から放てる攻撃は千差万別。