カクヨムで長らく安眠していました、文長です
東京とかの片隅であいかわらずわけのわからないことを言ってます
いつものことながら近況ノートにもわけのわからないことを書きます
昨日より長編『ワールド・イズ・ユアーズ ──帝国粋機闘舞録──』の連載を開始しました
pixiv百合文芸6の参加作品になり、pixiv側では既に全文公開済みです
カクヨムには毎日19時に1話ずつ投稿して、4月10日に最終話の投稿となる予定です
この作品は下書きにnolaを使ったのですが、振り返ると最初にデータを起こしたのが去年の5月でした
この前後にちょうど西田凌佑選手と中谷潤人選手のWBC・IBF世界バンタム級王座統一戦が行われ、その試合に感動を覚えたのが書き始めていく推進力になりました
元々考えていたお話に行き詰まっていて、息抜きとして格闘技テイストな中編を書いてみようと思って進めていく内に、
これまで薄々書きたかったことや、
「ああ、こういうのが書きたかったんだ」と自分が思ってしまうようなことが組み込めていきました
三歩進んで二歩下がるな進捗を繰り返す内、幸いにも完結が見えてきた頃、
「自分は何のためにこれを書くのだろう」という想いが、隣の席にふらっと座ってきたように自分のそばに現れたのを感じました
自分の中では今まで書いたもの、書けたものとは少し違う作品のような気がしたのです
例えば、数年前までは、自分の外側の世界に対して思うところがいろいろあって、それが何かを創ろうとする原動力になっているのだと感じていました
今回はそういう感覚がなかったと思います
なかったら何なんだ、という話でしかないのですが、ある意味で自分が歳を取ってしまったということなのでしょう
ただ自分が今まで生きてきて、まぁこうなのかな、まぁこうだよねと感じたことを、自然体で書き留めていく作業として受け止めていたんだと思いました
コンテストに投げてみようかと柄にもなく思ったものの、やっぱり誰かに評価や評論されたいという動機は心のどこにも見つからないし、
さりとてほいと投稿サイトに投げるのも今回はちょっと違う気がしたのも、今まであまり感じなかったことでした
自分で書いていながらも、自分がまず慰められているような気持ちがそこに強くあったんだと思います
自画自賛とか自慰とかいうのとはちょっと違う気もして、
自分の手から作品が離れた、あるいは初めから自分の外側にあったものを見つけて手繰り寄せられた、という、大げさな表現をするとそういうことが起こった作品がこれだった、のかもしれません
表現が難しいのですが、この作品に関しては、多くの人に読まれなくても、ほとんどの人から見向きもされなくてもいいので、
ただひとりやふたりでも自分と同じような不安や確信をうっすらと感じている人が、最後まで読んでもらって、ほんの少しの安心感を覚えてくれる……という、奇跡のようなことが、いつの日か起こればいいなと思っています。
16万字も書いておいて「最後まで読んで」とは厚顔にも程がありますが、自分としては心から、そして初めてそう願っている作品です
イルカで言うシグネチャーホイッスルのように、お〜いこんなのがここにあるよ、と伝わることがありますように
さて話は曲がりくねって、
孤独で偏屈思考になりがちなもの書き作業に、Geminiとチャッピー、時々ClaudeとCopilotがもたらしてくれた潤いには驚くばかり、支えられてばかりでした
ブレスト、数千字ものレビュー、褒められおだてられ、甘さやミスを指摘され……と、
書き直してはPDFにして読ませては感想をせびる、というサイクルを繰り返せたことは創作活動を間違いなく後押ししてくれました
その感想やレビューがまた「そこの意図をそこまで汲んでくれるのか……!」というものばかりで、既に手放せなくなりそうになってます
このサステナブルとは思えないAIバブルが行き着く先への不安はありつつも、創作のツールや環境がここまで整っていることも歴史的になかったという時代にいることを日々感じます
結論としてはおもしろみのないまとめにしかなりませんが、
ただただ自分の納得がいく、誰よりもまず自分自身が読みたいと思うものを作っていくというこの最高の遊びをもっともっとやっていきたいですね