文律とは、人の血を媒介に“書かれた構文”を現実へと変換する力である。
ここでは、作中に登場する文律を簡単に紹介する。
■ 基礎文律(5語)
・エンボル
エネルギーを生成し、外部へ放出する。主に光および熱として観測される。
・ランバー
外部干渉を阻害・相殺する。防御および対文律用途に用いられる。
・カナエ
エネルギーおよび現象を収束・集約する。出力の安定化に寄与する。
・ツェアー
対象を分解・分離する。構造的干渉に優れる。
・トーリエ
運動エネルギーを付与する。加速・跳躍などに用いられる。
■ 応用文律
・パイファー
重力的作用を軽減し、浮力を発生させる。
・ジャブス
エネルギーおよび文律の流れを可視・感知する。
・ファタウ
意思・意図の伝達および軽度の干渉を行う。
・ヴェルト
エネルギーの形状および構造を維持・制御する。
・トルヴァ
振動を発生させ、対象へ伝達する。内部破壊や共振を引き起こす特性を持つ。
■ 複合文律
複数の文律を同時に発動することで成立する高難度技術。
指への刻印は不可能であり、使用者の制御能力に依存する。
(例)
ゼラー:エネルギーを刃状に形成し、対象を切断する(エンボル+ヴェルト)
■ 指文律
文律使いは左手の各指に文律を刻印できる。
一本の指につき一語、最大五語まで保持可能。
刻印は原基への登録儀式により固定され、原則として変更はできない。
■ 紙文律
羊皮紙に完全構文を記述し発動する文律。
高精度・高出力を実現するが、事前準備を要する。
※本一覧は一部であり、すべての文律を網羅したものではありません。