おはようございます。
桜田リコです。
神札遊戯──世界から消えた妹を取り戻すために、俺は姉になった犬神とともに勝ち続ける
https://kakuyomu.jp/works/2912051606741888794
第十九話 始まりの神を公開しました。
最終話となります。
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第十九話 始まりの神 あらすじ
崩壊する忘却神域の向こう、「神送りの狭間」から巨大な手を伸ばした謎の存在。その圧倒的な力は、百五十年続いた神域さえ一瞬で崩壊させるほどだった。
九鬼悠之介は、その存在を「始まりの神」と呼ぶ。本当の名前も正体も不明。神送りの狭間そのものとも、最初に迷い込んだ神とも噂され、ただ一つ確かなのは――目をつけられた神格は二度と帰ってこないということだった。
しかし、ユウは門の向こうに探し続けてきた妹・ミユの姿を確かに目撃する。危険を承知で「俺はあそこに行く」と決意するユウ。ましろもその覚悟を受け入れ、再びユウと共に戦うことを選ぶ。
そんな中、ユウの神札入れに新たな白札が出現する。
【最初の迷子・九鬼悠之介】
それは封印ではなく、九鬼自身の意思による契約だった。現世へ帰りたい九鬼と、妹を取り戻したいユウ。二人は目的を同じくし、九鬼は「帰還標」の力を持つ神札となってユウに自らを託す。
直後、「始まりの神」がユウへ直接語りかける。
『願い人よ。お前の妹はここにいる』
そして、神札の選別を勝ち抜いて自分のもとまで来れば、ミユを返すと約束する。まるでユウが必ず辿り着く未来を知っているかのように――。
門が閉ざされ、崩壊した神域から現実世界へ生還したユウたち。ミユが存在していることを確信したユウは、妹を必ず連れ戻すと改めて誓う。
だが休む暇もなく、大会は続く。
次なる対戦相手として告げられたのは、神格遊戯協会公式ランキング5位にして今大会の優勝候補――《聖女》白峰マリア。
しかも彼女は、神格を神札にする行為そのものを誰よりも嫌う人物だった。
「誰が相手だって関係ない」
ミユを取り戻すため、ユウは勝ち続ける。そして、最高のパートナーであるましろと手を取り合い、次なる強敵との戦いへ向かう。
◆本作はカクヨムシェアワールド「神格鑑定局」小説コンテスト応募作品となります。