• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)

鹿園押花

  • @reuenthal
  • 2018年5月3日に登録
    • ホーム
    • 近況ノート1
    • おすすめレビュー2
    • 小説のフォロー11
    • ユーザーのフォロー2
  • 2018年5月29日

    クリアしたくない病

    クリアしたくない病ってありますよね。 RPGゲームを始めて、町の近くで人間より弱そうなモンスターを倒してささやかな経験値と収入を得て少しずつレベルをあげ、やっと次の街にたどり着けるようになって、やや強くなったモンスターを倒し以前よりかすかに増えた報酬を得て、少し身なりが良くなったところで事件に巻き込まれ、たまたま居合わせた青髪の青年と意気投合して仲間になり、長い旅路の途中でさらに多くの仲間に出会い、街の住民の悩みを解決し、一戦ごとに瀕死になりそうなほどの敵を力を合わせて倒しつつ進み、ついにラスボスの城にたどり着き、いよいよこの扉を開ければラスボスとの最終決戦だ!という段になって、なぜか「この扉を開けてラスボスを倒したら終わってしまう…!」という感情に取り憑かれ、あろうことか不必要な経験値稼ぎなどをしてクリアを先延ばしにしてしまうというアレです。 私、クリアしたくない病なんです。 大好きで毎日更新を心待ちにしていた小説が完結済になってしまったとき、「この話を読んでしまったら終わってしまう…!」と思ってしまうんです。 違うんです。読みたいんです。 好きだからこそ読ませていただいていたお話。 最後まで読みたい…。 でも読んだら終わってしまう…。 でも読みたい…! 最近完結されたあるお話を前にこんな駄文をしたためてしまいました。 見事なまでの逃避行動です笑