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東春匂梅
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2026年3月22日 09:28
【挿絵あり】エントモ日和 ―鉢合わせ編―
※本ショートストーリーは
「異世界親方が家を建てながら世界まで変えてるんだが……」
https://kakuyomu.jp/works/822139838742699746
に登場する能面少女エントモの物語です。
本日は10時ごろに本編更新予定です。
エントモ:
「やることはまだまだある。でも……」
執務室での“ごっこ遊び”にも、さすがに飽きてきた。
しびれを切らしたエントモは、直談判をすることにした。
エントモ:
「魔王様、きっとあそこ」
エントモが言うあそことはつまり、玉座の間。
魔王ハデスは大抵その部屋で一人でいることを知っていた。
エントモ:
「おかしい……。誰かと話?」
長い廊下を歩くうちに玉座の間が近づいてきた。
いつもは水を打ったように静かな部屋から話し声が聞こえてくる。
エントモ:
「理解。一人三役。いや、二役ベシ!」
相変わらず助詞が苦手のようだ。
だが”ベシ”と断定したい気持ちなのは伝わる。
だが、魔王と同じようにごっこ遊びをしていると思い込むのはいかがなものか。
エントモ:
「入っていい?魔王様」
体を滑り込ませてから言ってももう遅い。
魔王ハデス:
「これエントモ、入ってから言っても無駄である」
???:
「あらあなた、主様に何の用なのかしら?」
玉座の間には魔王と差し向かいで何かを話す人物の姿が!
(魔王様ごっこじゃなかった。間違いは誰でもある)
エントモ:
「……ちっ。クソおっぱい」
メーテルディーナ:
「ちっ、誰がクソよ!
なんであなたまでレパーダみたいに“おっぱい”呼びなのよ!」
思わぬ先客に舌打ちをするエントモ。
エントモの無礼極まりない呼びかけに舌打ちを返すメーテルディーナ。
一触即発。
火花が散る。
かくして――
女の戦いの幕が、上がった。
エントモの退屈な日は、今日で終わるのか!
続く――。
【エントモ日和過去作】
1話 エントモ日和 ―日常編―
https://kakuyomu.jp/users/resta-man/news/2912051595836806182
2話 エントモ日和 ―エア会議編―
https://kakuyomu.jp/users/resta-man/news/2912051595903022758
3話 エントモ日和 ―エア悩み相談編―
https://kakuyomu.jp/users/resta-man/news/2912051595932673291
※AI生成
エントモエア悩み相談をするの図
東春匂梅
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