完結してから約一ヶ月。
六年ぶりに、三日という締め切りに追われない日々をのんべんだらりと送っております……ボケそうで怖い。
まずは、こちらのあとがきを読んでくださっている方に感謝を。『俺のマスターは吸血姫』が無事完結致しましたのも、読者様が日々応援してくださっていたおかげです。
完結後には『ほぼ初期から読んでました』と感想を送ってくださる方もいて、これほどの長編をよくぞ……と、感嘆のため息をつくと同時、とても温かい気持ちになりました。おかげさまで、ハッピーエンドを迎えられました! ありがとうございました!!『絵心があればファンアートも描きたかった』と言ってくださる方もおられましたが……SSでもえぇんやで?(にっこり)
さて、約六年間の連載ともなると、今振り返ってみて想うことなど星の数ほどあり……でもだいたいそういうのも作中にブチ込んだから言うほど無かったり……いや本当に、私の中にある全てをぎゅっと詰め込みましたからね!
下地に『永遠に続けられる日常ラブコメ』を配置し、あとは好きな属性、最低限の世界観設定とプロットをぎゅうっと詰め込んでよーいスタート!って感じで。大変ライブ感のある物語でもありました。初期の戦鬼くんなんて、今見てみるとだいぶ口調もぶれてますからね……ごめんね戦鬼くん。キミは本当に、作中で一番達観してるようで、実は最も成長してくれた子だと思う。キミが物語を引っ張ってくれた! ありがとう無双の戦鬼!
あまり長くなるとアレですし、せっかく『ライブ感』と『成長』という言葉が出てきたので、作者にとって連載中最も印象深かったエピソードを一つ。
第八章では日常ラブコメにあるまじき昏い過去編を描いたのですが……プロットの段階では、酒上鞘花はそのまま消える予定でした。いえ、415話「うるさいこの馬鹿たれ」を書いている途中ですら、彼女は戦鬼の腹の中から消え、次の循環に旅立つよう書いていました。五章の愛娘章でお墓も出してましたし、作者の中で、その方が物語として美しいと思っていたからです。
しかし、書いている途中で……さていよいよお別れするシーンだなと筆を進めようとするのですが……これが全く進まない。
それどころか、戦鬼が勝手に喋りだすのです。『殺すな』と。『家族を助けてこそ、無双の戦鬼ではないのか』と。
そうして筆が勝手に動き……彼はいつの間にか、大切な姉を助けていました。プロットから道筋が変わることなんてしょっちゅうでしたが、ここまで大きな逸脱は後にも先にもこれが最初で最後でした。
後に彼は『姉上を傷つける者なら神でも殺す』と言い放つようになりますが……まさしく。無双の戦鬼はこの時、神(作者)を殺したのです。
創作をしていると『キャラが勝手に動く』ということはままありますが、まさか『神を殺す』までに至るとは。この時ほど彼の成長を実感した時はありません。しかしそれでこそ無双の戦鬼……ああ、君には負けたと、つくづくそう思うようなエピソードでした。
とまぁ紆余曲折はありつつも、そうして本来のドタバタ日常ラブコメに戻り、絆を深め……無事エピローグに至るわけです。彼と彼女達の日常は、永遠に続くのだと。エピローグイラストほんと好き。
これはちょっとしたお話ですが、あのイラスト実は2023年の段階でmaruma(まるま)先生にお願いしてラフを切ってもらってたんですけど、その時ってティアいなかったんですよね……予想外のティア参戦に、快くティアをイラスト内に捩じ込んでくださったmaruma(まるま)先生は神イラストレーターです。
まとめに。この『俺のマスターは吸血姫』が、皆様の心のほんの片隅にでも、何か残るものとなっておりましたら幸いです。作者自身にも色々な学びを与えてくれた作品でした。そうか……俺、美少女のおしっこが好きなのかもしんねぇ……。
今は少し、ファンディスクでリハビリを行いつつ、ゆっくりと休憩をさせていただこうと思います。漠然と、次回作のことも考えながら。
年の差ラブコメから始まり、主従ラブコメも書き……次に書くなら、お嬢様学院潜入ラブコメを書いてみたいなぁ……と、まだ漠然とですが思っています。
『俺のマスターは吸血姫』に全ての"好き!"を注ぎ込んだがゆえ、次は何も考えずに読めるようなギャグに振った作品がいい……良い意味でも悪い意味でも頭の悪い作品にしたいですね。
これは私の持論ですが、主人公こそがラブコメを書く上での要と思っていますので、まずは主人公くんちゃんをどうするかですよねぇ……そう、主にち○ち○をね。切り落とすのか? 続投させるのか? それが問題だ。
しかしお嬢様学院潜入モノのキモは男バレの瞬間だろうから、ほなやっぱりち○ち○は要るかぁ……でも色々と話作りに制限かかりそうで邪魔だなぁ……せや、ヒロインが『ち○ち○を切られた主人公の姿を見ないと生を実感できない性癖』、『人体改造の天才』ってことにして、ち○ち○はアタッチメント式にしたろ!
そうしてち○ち○を装着した時だけ、要人警護のスーパーエージェントとしての実力を発揮できるようにして、ヒロインがピンチに陥った際には、デカ○ラを装着して颯爽とヒロインを守護するスーパーち○ち○お姉さまにしたろ!本気出す時に変身する主人公なんて、そんなの皆大好きじゃんねぇ!?ようし頭が悪くなってきたな!いいぞ!いいわけねぇだろ。
このジャンルでギャグがキレキレで主人公もヒロインも可愛い作品などありましたら、その道にお詳しい方どうか教えてください。
まぁ何をするにしても、まずは溜まってるアペンドパッチを書いていかないとですよね。お待たせして申し訳ありません……よろしければ、引き続き応援よろしくお願いします……!