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自然の摂理はとても大切だ

昨日の、暗いだけで終わってる話は、
暗くとも光を目指そうと頑張っている話に比べて何かが足りないという
話題だけど……。


特徴として、圧倒的に後味が悪いこと、
「何が言いたいのか」の部分の説明がなされておらず
「終わったの?」の部分もしっかりしてないことが多いのが、
私が文章の形態として優れてない、不自然だと思う理由の大部分です。

前に曖昧な表現を重ねてるだけのポエムは全く優れてない。
詩的らしい表現に誤魔化しているだけで、言葉を操り切れてないという意味の下手である、という話をしたけれど、

【暗いだけの話】も構造的に問題あるんだと思う。
物事ってやっぱり取り組んだら前進するのが世界の真理です。

長いことやっていたら
慣れて来るだとか。
上達出来るだとか、
理解者が増えるだとか。

それは人が設定しなくとも、自然とそうなることで、
自然界の動物や植物だってそういう摂理の中に生きていると思います。
生まれたての動物は、百獣の王ライオンでもヨレヨレでフラフラでよわよわです。
つまり絶望側の世界に「戦う力がない」という意味で設定されている。

それが獲物を食べて、親から狩りの仕方を学び、
段々と強くなって行きますよね。

反対側に戻るということはありません。

獲物を得られず、いつまでも乳離れを出来なかったら、ある時やせ細って死んでしまうのが動物界です。小さくなって行きながら生きるということは出来ない。

植物もそうです。芽が出て茎が出て来たら成長の過程に入る。

地の底や、死に近い世界から成長と共に段々と遠ざかる。

これがまず世界の摂理なのです。

ずっと暗い絶望の場所にいるという位置づけがもう世界として不自然であり、

【暗いだけの不幸話】を書くとしたら、大事なのはその話の終わる場所の持って行き方だと思うのです。

上記のことを考えるならば「前進させる(光の方へ近づく)」というのは何もハッピーエンド好きとかいうことでなくとも、自然と目指すべき方向性なんですよね。

詩が下手な人は、言葉の使い方が未熟なんだと思うけど、
暗いだけの不幸話で終わっている場合「話の持って行き方が下手」なのだと思います。

暗いから読まれないというより、読まれる文章を作るというのも、創作者として【段々上手くなる】とか【読まれる工夫をする】とかは、動物が狩りを上手くなり強い大人になって行く自然な成長過程と同じで、必要な事なのだと思う。

でも暗いだけで終わってる場合、そこの努力をつまり怠っている状態なんですよ。

私がそういう話を読んだ時にまず感じる「暗いまま終わったが結局この話何が言いたくてどうしたいんや」という圧倒的に首を傾げる感じは、暗いから嫌というより、技術不足的な問題にある気がします。

不自然なんですよね。

カクヨムでも希望の欠片もないような世界を書く人いますが、
大概話が完結していても、実りがない終わり方です。
フワフワしていて「結局なんなんだ」という感じで中途半端な終わり方。

暗いだけの話で、なるほど!! これは書く意味がある!! みたいなのは滅多に見たことが無いです。

でも暗いけど必ず前進を意識することだけは忘れていない話には、

「苦しみの中でも前に進みたい」という作者、登場人物の意志が見えて来ますよね。

例え辿り着けないバッドエンドや、報われずに終わっても、

それは【暗いだけの話】とは書いていることの領域が全然ちゃんと違うと思います。

それが読まれるための努力をしているし、読まれる話を書いていることに繋がっているのだと思います。


確かにホラーとか暗いだけや不幸だけで終わる話を書いてる人はいますが、
書き方の展開とか、物語のまとめ方とかはちゃんと考えなければダメだと思いますね。

暗いだけで終わっている話は、
私は構造的に、下手に分類されてる気がします。



例えばうちの【翡翠】のメリクがリュティスに想いが伝わらず、彼に殉じて死んだ第一部でエンドだったら「彼の人生は一体何だったのか?」って話が終わってると思うのだ。そこまで読まされた読み手はそこで終わったらイライラしないか? って私なんかは思うんですよね。そこで終わるならわざわざ書くまでもない話だろと思う。


うちの【ジグラート】のネーリがとうとうヴェネト王妃に疎まれて、命を奪われたら。ネーリの復讐だ、でフェルディナント主人公で書くことは出来るけど。やっぱりわざわざ書くまでもない話ですよね。救いが無さ過ぎて。


うちの【アポクリファ】のユラが大学に入ったシザに存在を忘れ去られて、虐待を受け続け、ある時人生が終わってしまう。そういう展開もその気になれば書けます。
だけどこれもそんな救いのない虐待話、創作で書く意義もない領域の話です。
創作でそんなことを書くくらいなら、虐待はダメだとか、必ず救いがあるんだみたいな話を読み手が持つように話を展開していくのはプロとしての基本だと思う。


下手な詩的表現と
暗いだけの話は、


技術的な未熟なんですよ。

普通の人がちゃんと上手くなるためにやってる
【言葉を覚えて勉強する】とか【読み手に実りある話を提供する工夫】とかを怠った欠陥状態なのです。


だから読んだ時に大きな違和感がある。

これ文章の下手と
話の途中かなんかか?😇

という中途半端感が残るんですよね。

あれは残念ながら「独特の世界観」じゃなく、書き方の下手なのである

私も前はこういう話読んでると感想「暗いな~」だけだったんだけど、
最近は「ちゃんとラストまとめきれてないやん!!」になって来ました。
私の予想だけど、暗いだけの話って絶対評価も伸び悩むと思いますよ。
伸び悩む理由暗いからじゃないのです。文章的に下手だからなのです。

もの悲しいけど心に残るとか、

悲しい物語だけど美しいとか。

ちゃんとあるもん。そういうものは。
光を全く意識しない文章とはそういうのは全然違う領域のことを書いてると思うしね。

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