試合やレースを見ていると創作意欲が湧くという話はしましたが、
例えばサッカーの試合を見ていて、今回そういういいとかダメだとかはあんまり書かないようにはしたものの、書かない場所で私は普段かなりはっきりと試合やレースをここがこうだからダメだとかここがこうなのでいいだとか、言う方です。
サッカーの試合でこのチーム今日の試合は全然あかんやん って思う理由などがあって、
①何がしたいのか形になっていない。プレーが各選手散らかっている。
②全員が集中してない。明確に足を引っ張る奴がいる。それを監督が変えない。
③立ち上がりが悪い。ぐずぐずして敵の攻撃を受けて押し込まれている。
④展開が悪い。折角点を取ったのに直後に失点したり、いい流れを手放している。
⑤いい選手と言われている選手がいるが、さほどのことをしていない。
これは一例ですが、このチームの今日の試合駄目だなと思う時こういった傾向が見えます。
実はこれはサッカーの試合の見極め方ですが、
①~⑤って創作の見方にもかなり応用が出来る。
①設定がガチャガチャしていて展開が散らかっている。何が目的の旅か分からない
②真剣なシーンなのに雰囲気を壊して来るキャラがいる。邪魔。作者がそれをやめない。
③序盤5ページの突入の仕方が悪い。説明が多かったりポエムで誤魔化したりしている。
④いい展開になるのかなと思ったら余計な小話とかを挟んで来る。そんなんいらん。メインエピソードを進めよ。
⑤やたら美辞麗句で誉められるキャラがいるが、実際具体的に何もしてなくて全然凄くない。
このように、サッカーの試合の見方が創作の見方にちゃんと応用出来たりするのです。
そのひとの物の見方とかが確立されるとこういうことが出来るようになる。
だからちゃんと創作の人がサッカー見ても、真剣に見れば創作に役立つ「見方」とか「世界観の作り方」とか学べるんだよということは申し上げておきましょう。
今大会の【ポルトガル代表】とか総じてダメな所①~⑤でした。
いい選手はいるのは分かるが、ちっともどこに向かいたいのかが全員で絞り切れていなかった。
語りたいことが形になっていない。
これなんですよね。
結構勘違いしてる人いるのですが、なんでも終盤まで分からなければいいっていうことではなくて、大切なのは「終盤を魅力的に描くこと」。
謎や全体像、どこへ物語が進もうとしているのかは、別に早い段階で分かった方が、読み手にも私は分かりやすくていいと思いますよ。
【テーマが絞り切れていない】
っていうのは私はかなり物語的に欠点だと思っています。
「海賊王に俺はなる!!!」
もう第一話で言っていいんすよ。
ああこいつは海賊王になることを目的として旅を行っていくのだなと念頭に置いて付き合っていけるじゃないですか。
私の長編小説は百万字越えていますが、まだどれも完結していません。しかしそれでも現段階で私が「面白い」「見て損はない」と言い切るのは、もう序盤に一応の方向性は見せ続けている話だからなのです。
【ジグラート】は主人公のネーリがどんな風に、どんな世界で生きていきたい青年なのかは常に書き続けています。
【アポクリファ】は主人公のシザとユラの兄弟愛。
【花天月地】は陸遜が呉の丞相になるほどの人だということからは外れる気はないので、陸遜が心身ともに彷徨っていても【いずれこの人は夷陵の戦いを率いるんだ】という部分は明確なので、どこへ行きつくかは分かっている。
【翡翠】は主人公のメリクは優秀な魔術師で様々な夢が叶う立場にありますが、彼が権力も名声も全く求めて望まない人であることはずっと描き続けているので、それ以外のものが欲しいんだな、ということは分かる。
何を考えているのか分からない人、という書き方は一切していない。
実は完結していない現時点でも、全ての話が序盤からどこへ向かおうとしているのか、何となくですがちゃんと描いているのです。
ここからとんでもない方向に向かったりはしない。
商業主義に染まり過ぎると、とんでもない方向に向かうことしか目的じゃないような描き方を推奨されることもありますが、やろうと思えば私も簡単にそれは出来ますが、何度も言うように私は自分の作品を完成させて本にして自分が死んだ時にその本を棺桶に入れることが最大の目的です。
よって自分の読みたくない話は一切書かないので、そういう意味で大ドン返しだけあればいいみたいな陳腐な展開にする気ゼロなので、基本的に長編小説の書き方として、 ドン!!! と序盤に「どこへ向かおうとしている話なのか」と打ち出す方法を好みます。
もう読まなくなって久しいので言いますが、カクヨムで以前読んでいた長編で、ものすごい長編冒険小説なんですけど、結局進めば進むほど主人公が何をしたいんか、どんな人間になりたいんか、目的は何なのか、全く分からない、見えて来ない話があり、最初はふーんと思って読んでいましたが、段々一話一話の小話感がつまらなく、こんなどうでもいい小話重ねるなら何目的でどこに行こうとしているかくらい書いとけよ💢と何がしたいんか分からない感じが非常にイライラして来たので読むの止めた話があります。
なんか序盤にそいつの出自にまつわる設定があったはずなんですが、結局もうどうでもよくなってましたね 非常に長編であることを売りにしていましたが、方向性が散らばっていて「そんな書き方で全ての人が百万字とかにいつまでも付き合ってくれると思うなよ💢」と思ってやめたことがあります。
私も確かに百万字艦隊の総司令ですが、同士であるからこそ見方は非常に厳しくなります。長けりゃいいってもんじゃないのです。
私は確かに百万字で、一話20000字前後。
そういう形態取っています。
読みにくい人には長くて読みにくいでしょう。
ですがそれは念頭にちゃんと置いています。
どこで読むの止められても「もっと読んでくれたら面白くなるのに」という言い訳だけはしないでおこうと心に決めていて、
一話一話に起承転結と、印象に残るセリフやシチュエーションを必ず描き、その一話だけ読まれても【七海ポルカ】という書き手の実力はある程度分かる、そういう一話を必ず書いています。
少なくとも下らない、無くてもいい小話なんかは全く描いていない百万字艦隊なので、
完結まで付き合ってもらわなくても、どんな話を好み、書こうとしている奴なのかはどの話の一話を読んでも分かるようになっていると思います。
故に「まだ完結してないけどすっごい面白いよ うちの話は」
と言えるのです。
50話越えないと面白さが分からないとか、
何が書きたいのか、テーマは何なのか、そのくらいのこと見えて来ないなんて、やっぱり書き方ヘタクソですよ。
同じように90分サッカーで50分越えないと全く面白さや強さが分からないチームなんて強くありません。ダメです。優勝候補じゃ全然ない。
決定的な点とかにならなくても立ち上がりからいいプレーはこまめに出して行かんと!!😊 惹きつけて行かんと!! 素晴らしいパスやシュートで! やっぱ強いチームはそういうこと出来ます。
点が入らなくても全然退屈じゃない前半45分とか、生み出せるのですよ。
方向性、
テーマ、
核となる技術力。
そのくらいのものは冒頭から積極的に打ち出して行って下さい。
【方向性やテーマ】 と 【物語自体の謎】はまた全く違います。
前者は序盤から積極的に出して行かないと、長編小説としてどこへ向かっているのか分からず、イライラする話になりかねません。
前者は常に出して行っていいのです。
後者はラストで明らかになっても大丈夫です。
しかし、そのためには前者をしっかり描いた上の前提でです。
いずれにしても方向性やテーマは冒頭から明確に絞り切り、打ち出すことは非常に重要なのです。
うちの話は全部この法則守ってるので、「何が言いたいのか」みたいなの別に完結まで読まずともちゃんと分かるようになっています。
長編小説は必ずそうなっていなければならないと私は思いますね。
【テーマ】が絞り切れない、大雑把すぎるとかはダメです。
ボーイミーツガールとかはもはやテーマではないからな。
単なるニュアンスや。
大切なのはボーイミーツガールの結果「何をしようとしているのか」の部分がテーマやぞ。
竜騎士団が書きたい!! はテーマではないねん
竜騎士団をメインに 【兄弟愛】を描くのか【運命の愛】を描くのか【権力争い】を描くのか、そういうところを明確にしなければダメ。
私は竜騎士団の話を書きたい!! っていつも言っていますが、それだけで書き始めたら見切り発車やねん。テーマをきちんと決めなければ長編小説は。
それが決まったら物語としての道筋が見えて来ますので、エピソードも余計なエピソード重要なエピソードなどの判別が出来るようになって来るのですよね。
カクヨムの長編小説の印象からして、【テーマ】を序盤から絞り切れてない人がかなり多い印象あります。
私がサッカー見ていて一番イラつく試合は「ただパス回ししてるだけ」みたいな今大会の【ポルトガル代表】に見られる黒ひげ危機一髪みたいなパス回しだけの試合なので、
創作も実は一番腹立つ長編小説のタイプって「結局主人公は何を目指して生きてんの?💢」っていうのがいつまで経ってもしつこく見えて来ない話なんですよね
プロとかあんまりこういうタイプ見かけないので、恐らく編集とかにも指摘される部分なんじゃないかと思っています。
私も審査員だったら「ただ生きていくだけ」みたいな長編は真っ先に落としますね。
残念ながらスローライフみたいなジャンルもライトノベルにはあるので、だけど私はスローライフはスローライフで別にちゃんとした話はテーマあると思いますよ。
なんでもない日常を描くと言いながら、ちゃんとテーマの有る日常を描いていれば、全然それは良い描き方だと思うし。
テーマなのです!!
要するに!!
十文字以内でこの話のテーマを述べよ!! って私が審査員ならあらすじよりもそういうの一番最初に描いてもらいますわ
テーマがあれば十文字以内で自分の作品を必ず説明出来ると思う。
出来ない人はテーマを絞り切れてないです。
そして私が審査員でここに「ボーイミーツガール」って書いてきた奴おったらもう作品見ないで落としてやります! それはテーマじゃないです! ボーイがミーツガールして何なのかの部分がテーマや!!😇
会っただけやん!!! それがテーマならクソつまんねえぞ!!! 内容!!
テーマを絞り切れてない長編は本当に私の中でポイント低いですね……
一番下手な長編の書き方だと思う。