う~~~~ん!!! 難しい!!
大好きな分野に関わる話が小説になってると嬉しいんだが私歴史研究家じゃないので歴史のズレとか矛盾を暴くばかりが趣旨になってる話はあんま好みじゃないんだよなぁ……。
「書かれている記録ばかりが真実じゃない。記録に残っていない部分にも真実があるのでは?」
という部分を書いてくれたのは私もそう思うのですっごい嬉しいんだが、だったらあんま矛盾とか突かないでいい気がするの😊
このまま歴史探偵みたいになるのは好みじゃないんだよな~~~~
歴史小説ってあるんですよ。
まず例えば「三国志」とかジャンルで自分の好きな時代の話だっ✨って食いつくでしょ。
次に作者のシンプルな文章力を確かめる。
自分の大好きなジャンルの歴史小説をどれくらいの技量で書いてくれる人なのかを確かめる。
これがまあまあ。問題なく読める✨ってなったらいよいよ話を読んで行くんだけど、
歴史小説はこの後に「歴史小説に対してどのようなスタイルで書くつもりなのか」という普通の小説には無いもう一つの関門があってね。
例えば私の場合ここで「俺が転生して呂布を倒したら英雄になって帝に気に入られ譲位までされ司馬懿を討伐して息子に晋を作らせたんだが?」みたいな話だと、低俗改変歴史小説と分類して 「特に読みたくはない。興味はない😊」とはっきり判断が付くわけです。
しかし例えば【赤壁の戦い】のように赤壁の戦いにテーマ絞って自分なりの赤壁の戦いとかを書いてくれてると「いいね~~~~! 読みたい!!✨」ってなるわけです。
ここに歴史小説はもう一つあって「赤壁の戦いの矛盾点をつく!!」みたいな研究小説みたいなのがあるんですよね。
要するに歴史というのは【歴史小説】と【歴史研究】の分野がある。
私はどちらも大好きなんです。
しかしこの二つをいい塩梅で混ぜて、小説として仕上げて来るのが何と言っても歴史小説家の腕の見せ所。
歴史を示す記録に改竄や不完全があることなど当然なので、あまりその矛盾を突くつもりの場合は、小説とかに逆にしないでほしいんですよね。ロマンが無くなるので。
だったら本当に歴史研究家のように報告書のように淡々と自分なりの研究結果を書いてほしい
小説にすると若干世界観にその矛盾を突いたり暴いたりするのを「正しいように」組み込むことになるでしょ。
組み込まれると「そうは思わないなー」とか「何もそんなに細かく矛盾がどうのとか言わんでも……歴史そもそも矛盾や不記述だらけですよ?」
と釈然としないものを感じてしまうのです。
私が一番上手いなーと思う歴史小説の書き方は、例え矛盾を突くような描写でも「スッ✨」とスマートに書くのが粋だと思うのですよ。
いや完全にこれ私の好みの話なので、全然そうなってないとかはいいんですけどね。
しかし歴史小説内であんまりにも歴史に対して作者の「こういわれているが違うと思う」を目に見える形で書かれると、若干鬱陶しいんですよね。
こういわれているが違うと思う、は、
スッと自分の思うように書いていいんすよ。
詳しい人はおっ これ史実とは違う部分だなとか思うので。
このあたりね~~~~~~~~~~~色んなジャンルでいるのですが、
あれかな?
専門分野を扱っている小説系の、書き方の上手下手とかなんですよ。
いわゆる自分がそのジャンルをコアに扱ってたり、専門家だからといって、やたら専門用語で語ってしまうタイプの人がいる。
みなさん勉強嫌いですよね?😇
自分で興味持ったものを自主的に調べるとかは楽しいですけど、
今日はこの勉強しなさい!! とか押し付けられると無茶苦茶鬱陶しいですよね。
うるせぇクソババア俺はバイクで走りに行くんだよ!! と心の不良が発動しますよね。
専門ジャンルを小説にしていて専門用語が分かるからって読み手を専門用語攻めにしてこの読み手の心の不良を発動させて逃がすような書き方はどんな専門用語を使おうが小説家としては下手なんすよ。書き方……。
私も【水鏡荘】などでいっぱい自分の興味ある話は書いていますが、
例えば【ロドス島の巨像伝説】で、うちの【ジグラート】に出て来る「ヴェネト王国のモチーフはロドス島」、「多国籍軍である王の騎士団、有翼旅団のモチーフは聖ヨハネ騎士団」という話をしています。
しかし【ジグラート】本編では当然ですがその話は一切出て来ません。
読んで分かる人が「おっ これシビュラの塔ってロドス島の巨像伝説のことじゃね?」と分かればきっと歴史に興味を持ってる人なので妙に嬉しいくらいはあるかもしれませんが、全然照準は「ロドス島も聖ヨハネ騎士団のことも知らない」人に合っています。
歴史小説を書く時に一番大切なのは、
私は【塩梅】なんじゃないかと思います。
もちろんあまりに勉強してなくて調べてなさすぎるのも困りますが(困るというよりそんなに史実を調べたくないのに書くテーマに選んだんだよ? と不思議に思ってしまう)
かといって調べたあまり「この小説を読めば三国志の細部まで詳しくなれます!!! 官吏の詳細な名称まで!!!」などと押し出していたら、まず「いやそんなに三国志のこと細部まで詳しくなりたくはない……」っていう人がまず先陣を切って読むの離脱するでしょ。
上手くないんですよ。そういう専門用語ひけらかしたり、詳細な勉強をさせようとするような書き方。
私なんて一切思ってないですよ!!😊
「うちの小説読めば三国志に詳しくなれますよ」なんて一切思ってません!
創作なので登場人物くらいは覚えるかもしれませんが、あくまでも私が書いてるのは「陸遜主人公の創作三国志」です。
三国志に本当に詳しくなりたいならちゃんと歴史研究の先生が書いてる本とか読んで下さいね。
しかし三国志には本当に色んな魅力的な登場人物がいるなぁ~~~✨
史実なのにすごいよ!
なんかこの人たちが思い切り物語を紡いでいる、一つ芯がちゃんと通った長編小説とか読んでみたいなあ✨
なんて思ってる方は、どうぞうちの【花天月地】読んで行って下さい!!!
それです!!
その感じです!!! うちの小説!!!
〇年に何が起こった
よりも
このキャラとこのキャラが会っていたら、どんな話をどんな感じでしていたのかなあ?✨ という年号よりも人間個人個人の言葉や心のやり取りを描くことをテーマに書いてるので、
赤壁後の世界から第一話が始まりますが スッ✨と 一つの異世界ファンタジーの始まりのように入って来ます。
赤壁がどんな戦いだったとか、そんな詳しく語っていません(赤壁の戦いという短編としては書いておるが)でも話を読んでいれば「なるほど魏と呉が何やら大きな海戦を長江上でやりよったんだな。そして呉が勝ったが、周瑜という偉大な総司令官がその戦いで亡くなっておるわけか」ということは前もっての知識などなくとも自然にスッ、と分かるような作りになっているのです。
私スポーツも大好きなのですが(知ってる)、
その為作中にも例えばキャラがあるスポーツを愛好したり、見ているみたいなシーンが出て来ます。
正直スポーツのルールとかも書こうと思えば書けますし、「このスポーツの魅力はこういう部分なんだよ!」という作者の本心を、キャラが言ったように代弁させることも出来ます。
だけど鬱陶しいでしょ!!! そんなの!
作者がこのスポーツ好きなんだろうなーというのが全然関係ない異世界ファンタジーの本文で透けて見えるとか、全然書き方上手くないですよ!
どこに拘ってんねん! と私なら突っ込みます。
我思う故に我あり。
そうです! 小説家の心得! 自分が他人にやられて鬱陶しく思った書き方は自分もなるべくしない!
短編【2000分の1の微笑】では私の大好きなジグソーパズル描写がついに登場します!! しかし、あくまでも小道具としてスッ✨と出て来るだけです。
以前近況ノートで書いたことがある【死闘!! ウユニ塩湖!!】を読んで下さった方は分かると思いますが、あれも世界の絶景ウユニ塩湖ジグソーパズルと私が繰り広げた死闘を詳細に記録した報告書ですが、余裕で10000字制限突破して来ました!
つまり! 私が本気でジグソーパズル愛を語ったら軽くそのくらいの熱量をお見舞いして来るということなのです。
暇なとき見る近況ノートだから笑って許せます。
小説であんなの語ってたら鬱陶しいでしょ!!! どう考えても!!!😊
見てください見てください!! あの【2000分の1の微笑】に出て来るジグソーパズルの描き方を! 普段ジグソーパズルへの愛情語って下さいと言われたら12時間でも語り続けられる私がですよ!! 物語の邪魔にならないように、「東京の夏熱いからどうせなら大好きな貴田さんのマンションで時間かかるジグソーパズル作っちゃおー🌸 そしたらそれ口実に貴田さんの家に入り浸れる~🥰」という朱里の可愛い悪戯心の小道具としてか使っていません!
作家は専門用語や多少詳しくても、物語を書く以上大切なのはバランスや塩梅です。
知識などはその物語としてのバランスを崩すために使ってはダメなのです。
上手な人は自分がなんかの専門家で、専門知識が人一倍あっても、物語を読む邪魔にならない塩梅でその知識を浜辺に転がる綺麗な貝殻のようにごく自然に組み込んで来ます!
「矛盾点を突く」とかはあんま歴史小説でやらん方がいいと個人的には思ってます。
これ下手すると矛盾点を突くためには「どういう部分が矛盾点なのか」という説明もしなければならないために説明ったらしく文章がなるので、歴史があんまり好きな人じゃない読み手の心の不良を発動させますし、
歴史を愛する人さえ「まあ……一つのお前の意見ではあるが……」と純粋に歴史小説を楽しみたい人すら、歴史の記録をあからさまに攻撃して来るような書き方には眉を顰めることもあるのです
歴史小説は通常の小説より、やはり読み手のことは意識する必要があるのかもしれないなあと個人的には思いますね。
矛盾点を攻撃するのではなく、
矛盾点をその人の物語として スッ✨と読ませてほしいんだよな~~~~~~
歴史の勉強したいわけじゃ全然無いんですよ……。
いや歴史の勉強無茶苦茶私は好きですけど、
「今日は歴史の勉強するぞーっ!!✨」って資料を漁ったりするのが好きなのです。
今日は小説楽しむぞーっ✨ の気持ちの時に専門用語で固めた教科書みたいな話は全然読みたくない……
専門知識は素晴らしいと思いますよ。
普通の人が知らない世界の知識ですから、十分個性ある小説のテーマに成り得ると思います。
ただ、知ってる知識を、知らない人に魅力的に話す話術が必要です。
いるんですよ。専門家なのに素人にその話を分かりやすく話すのが上手い人って。
あれもセンスや技術ですよね。
素人に上手いこと噛み砕いてスッ✨と分かりやすく伝えてあげるというのは、相当その専門知識を熟知してる人でしか出来ないことです。
専門家が専門知識を口に出すことは、ある意味何の工夫もなく、凡庸な人でも出来ることなのです。
小説にするならそのあたりは技術を要すると思いますね。
しかし専門ジャンルなのに無茶苦茶読みやすく噛み砕いて物語に組み込んで来て、読み終わったら何となくそのジャンルのことが分かってしまったような気分になるとかそんな領域に読み手を連れて行ける人はやはり【小説を書くのが上手い】人だと思うなあ🥰
それこそ知ってるからって何でも知ってることを全部書かない!
余計なことを削ぎ落して分かりやすく伝える! というトリミング技術だと思う。
以前ある専門ジャンルを書いた小説を読んだことがあります。
文章力も良かった。
描写も上手かったです。
だがまあ専門用語というか、専門家の感覚のまま書いちゃってる部分がすっごい多かったんですよ。
私はその専門ジャンル、結構知識があったので全然読めたんですが、読みながらうあー……こんなの知識が無い人「どんな感覚か」も分かんねえって……って思いましたね……。
上手いんですよ~~~~文章力もあるし。
恐らくあのジャンルに関わった人が読んだらとても面白い系の話だと思います。
私も所々面白かったし。
しかしちょっと書き方、専門用語が鬱陶しかったですね……。
あれを上手いこと噛み砕いて書けていたら、遥かに作品としてもっと多くの人が読みやすかったんじゃないかなって思うのです。
その書き方が非常に残念だった……。
あともっと詳しく分析すると、肝心なところで「専門用語」を使っちゃってる所がちょっと技術がないなと思いました……。
あるじゃないですか、
例えば
「ストラディバリウスを貸してくれ!!!!!!!」
って重要シーンで叫ばないといけないシーンがあったとして、
「ヴァイオリンを貸してくれ!!」
なら読み手にスッ✨と意味伝わりますが、
音楽全く知らん人が要所で前説明もなくこんなん言われたら
「ん? ストラディバリウスって誰? なに? 秘薬? 強い将軍?」
と一瞬思考が止まりますよね。
これを防ぐためには前段階で【ストラディバリウス】が何かの説明を終わらせておかなければならないわけですが、ただセリフとして一瞬で読み手と意味が一致しなきゃならない時に、前説明無しでこういう現象をかなり起こしてしまっていたのですよ。
勿体ない書き方だと思いましたね。
ああいう、悪意無いんだと思います。専門家の人だからこそ「これくらい分かるでしょ」の感覚で自然に使ってしまっているのでしょう。
でもその悪意の無い専門用語の使い方が、そこだけがこの方上手くなかったです。
非常に文章力高かったし、書いてる内容もあった。悪くなかった。
でも何となくですが、独り善がりな部分が前面に確かに出ていました。
私は知識があったので読めたんですが、あの内容で何故あんなに読まれていないのだろうと不思議に思うほどでしたが、恐らく私の感覚通り「うーん……肝心なところで専門用語が邪魔だなあ……」と感じ、とっつきにくい文章だと思われてしまっていたのではないかなと思うのです。
すっごい文章上手かったですよ。
ただ所々もっと書き方噛み砕いたらどうかみたいなのはたくさん確かにありましたね。
専門家さん、読ませ方はくれぐれもご注意ください😊
専門知識が描かれてるのが悪いわけでは全然無いのでそれは悪しからず!
むしろ小説読んで専門知識まで自然と頭に入れてくれるなんて最高です!✨
読ませ方です読ませ方!
塩梅!
塩梅が大切。
この塩梅の調節が歴史小説とか専門ジャンル書いてても素人が難なく読めるように書いて来る人とかは素晴らしい文章力だと思いますね。プロであります!👏