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グフィ

そうなんですよ……。


様々な武将や軍師、文官などが出て来る【三国志】。
史実なので当たり前ですが、それぞれが個性あり、探せば必ず自分に似ている人を見つけられそうな気がします。

皆さんは【三国志】の登場人物で、自分が一番誰に似ているのかな?

とか考えたことあるでしょうか?

詳しい人ならもしかしたらあるかもしれません。
登場人物が分かって来ると、そういうのを想像して楽しんだりも出来ます。






実は三国志の中で、私は自分自身が一番自分に似てるなぁと思うのが【虞翻】なんですよ。
話長くなるので割愛しますが虞翻といえば魏の于禁とのエピソードがあります。あれは「于禁可哀想。なにも虞翻そこまで言わなくても」と思う人もかなりいるようなのですが、

私は無茶苦茶あの時于禁の言動にイラついた虞翻の心境が分かってしまうのです😇 

「おめぇ敵のくせになに泣いてんだ💢」
ってあの感じですね。
虞翻からすると魏なんか勝手に長江下って呉に喧嘩しかけて来てる連中ですから、その為に呉の人々が何人も犠牲になっているわけじゃないですか。
そういう「怒り」を自分たちは押し込めても虜囚の扱いを与えず客人としてもてなしたのに、その宴席で「母国を想い涙を流した」于禁のことが、非常に情に訴えて来る女々しい、浅ましい奴に感じられたのではと分析します。

優しい感性の方は「故郷を想って泣く于禁可哀想。気持ちわかるわ」って思うのかもしれませんが、私かなりグフィさん同様苛烈な感性を持ってるタイプなので、ちょっと考え方違うんですよね。

この時の于禁は牢に繋がれていてもおかしくない状況なのです。
それを孫権の計らいで客人として宴席にまで呼ばれている。
そこで故郷を偲んで泣ける男を見て「気持ちわかる」と寄り添う人もいるでしょうが、中には「何てのんきな奴なんだ💢」と思う人もいるのですよ。少数派だとは思うんですが。

虞翻は死をも恐れないような所を持っているので、
死を選ばず、故郷を想って素直に涙を流す于禁に無茶苦茶腹立ったんじゃないかなと。

私は感性は虞翻寄りなので、「あいつ何であんなに怒ったんだ」という部分は分かるのですが、宴席にいても(なに泣いてんだよ命あるくせに。お前に殺された呉兵は泣くことももう出来ねえんだぞ)とやはり怒りを感じたと思います。でもま、口にはさすがに出しません😇 そこで口に出すのが虞翻なんですよね。

苛烈すぎるんだよな魂が……。

前から思っていたけどグフィお前本当は文官じゃないよね?

気性の荒さ絶対武官だよね?


確かに私も心の中に不良を飼ってんなと自分で思うことがあり、一本調子で「あんなでよく長生きした」と言われるグフィなのですが、妙にあの融通の利かない性格に親しみを感じてしまって好きなキャラなのです。

なので、妙に私の三国志ではそういう理由でグフィさんを優遇してしまって、やたら出て来ることがあるのですが、どうぞ悪しからず✨


ちなみにあんな付き合いづらそうな虞翻さんですが、陸遜の従兄弟(っぽい)陸績君とは親交があったみたいで、うちの陸遜と虞翻が妙に仲が良かったり波長が合うように書かれているのはこの辺りのニュアンスが入っています。

私は割と孫策と虞翻の波長合う気がするんですよ。
彼らが長く付き合っていたらどうなっていたか、本当に興味深いですが、私は案外、孫策の元なら虞翻のかなり丸い部分が見れた気がするのです。

孫策の側には自然と周瑜という存在がいますからね……。

重要なのが虞翻が「正論や筋の通らないことは言わない」という部分かもしれません。

孫権は時折筋の通らないことをしたりする人柄をしています。
そういう部分を虞翻に突かれると、非常に嫌な顔をする素直さがあるので、虞翻と合わないのはそこなんだと思います。

孫策は虞翻が正論しか言って来ないのをもう分かってるような所があり、言われた時に笑っちゃってるんですよね。
もしかしたらですが、周瑜にも孫策は、そういう叱られ方をしていたのでは?✨と私は思うんですよ。

「お前の言うこといつも正しいな~」とか孫策言いそうだもん。

周瑜や虞翻からすると「正しいと思うなら話を聞けい!😇」なんですが、孫策は周瑜のおかげで割と理屈で叱られるの慣れ親しんでたのかもしれません。

「周瑜にもおんなじこと言われた」

とか、誰もが眉を寄せたり嫌な顔をする自分の説教を、面白そうに笑って受け止める孫策に、虞翻はかなり心を寄せていた気が私にはしますね。

私も大概の人間の言うこと聞かない人間なんですが、
こういう人間って一度自分の目で【誰か】を選ぶと、その誰かを心の深い所まで信頼し、決してその人から心を離さなかったりするんですよ。

ちょっと虞翻って自分に似てんな~と思う私ゆえの感覚なのかもしれませんが。

虞翻は孫策に会った時、この人に生涯仕えたいともう彼の中で「決めていた」のかもなって思ったりします。


その虞翻の願いは叶いませんでしたが、彼は生涯呉に人生を捧げました。
孫権とは折り合い悪かったらしいですが、孫策と周瑜などとは割と私は波長合ったのではないかなと感じるのです。

だが虞翻視点から言うと、どっちかというと孫策の方にむしろ惹かれてるような感じがします。その孫策を心から大切にしている周瑜だから信頼するって感じかな。

魯粛はどっちかというと周瑜に惹かれていて、その周瑜が信じ抜いている孫策だから孫策のことも信頼しているという感じがする。

似てるんですけどちょっとニュアンスが違うんですよね。

こういうのも考えるとすっごい面白い。




孫策が虞翻にごちゃごちゃ言われても、笑って受け止めてる感じが、白々しくないのは、私個人的にはちょっと虞翻の叱り方が周瑜に似てるからなんじゃないかなっていうの私が長年孫策と周瑜の関係性を書き続けたことから得た考察結果からある時気づいたことなんですよ。

周瑜は虞翻の性格把握してるので「色々言われても我慢しろよ」と孫策に言ってそうですが、孫策は案外「あいつの叱り方ちょっとお前に似てるよな😊」とか言って笑ってそうなんですよ。

それ聞いて周瑜が ああ孫策と虞翻は案外大丈夫だなって理解しそう。

孫策が生きていたら、虞翻はなんか最後まで中枢にいた気が私はするんですよね……。

多分これ私独特の感性と考え方だと思うのです。

つまり孫策と虞翻と周瑜の関係性を自分の中でここまで考察してこういう捉え方してる人はあんまりこの世にいないと思う。

ということは、こういうのは作品内に描くと、

七海ポルカの所でしか読めない「虞翻」とか孫策と虞翻の関係性、とかが描けるんですよ。

こういうのは大事にした方がいいと思いますね。
作品の個性になる。

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