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最後の事件

グラナダテレビジョン版
【シャーロックホームズの冒険】

   第13話<最後の事件>

         【THE FINAL PROBLEM】


・1891年 春

・オープニングの曲がちょっと違います

・この話は文字通りなので、色々語るよりはとにかく見ていただきたい。

・フランス政府の依頼でモナリザ事件を担当するホームズ先生

・ハドソンさん「好きになれない顔でしたね。怒りと憎しみが……悪魔の顔よ」
 堅気の女性相手に多分モリアーティ教授は礼儀正しく接しているはずなので、きっと愛想よくしていたのにハドソンさんは感じ取っています✨
 女性は鈍いとか鋭いとか言うことありますけど。
 私は思うんですよ。

【鋭い女性は死ぬほど鋭い】

 これぞ真理です!


・このように探偵に危険はつきものなので、私立探偵設定で護身術も習ってないとかいう設定になってる主人公とかヒロイン大嫌いだなー😊
 なんていうか、覚悟が中途半端に感じてしまう。
 他人の人生の事情を嗅ぎまわってるくせに恨みを買う可能性を全く考えてないその能天気な感じが腹立つので、皆さんも私立探偵には基本的な護身術くらい身につけさせてくださいね。
 喧嘩もしたことねえ探偵とか一切私は信用しねえ!


・モリアーティ教授の【モナリザ事件】とか見てると、この人大がかりな犯罪自体を計画して仕掛けることがあるのかもなと思います。
 「悪いことをする」とかじゃなくて、
「悪の計画を生み出す」とこからやってる感じがする。
 そしてそれが彼の美学なのかなって思う。
 既存の殺人や強盗とかは、多分教授は興味無いんですよ。
【赤髪連盟】の時もそうですが、
 外からは一見犯罪にも見えないような感じに見せて、重大事件を悟られず起こすのが好きなんじゃないかなって思う。

 オリジナリティを犯罪に求めてるのですよ。

 どうせ犯罪者になるならモリアーティ教授くらい美学を持ってユニークで大掛かりな犯罪を練りに練って考えてほし……いや考えて欲しいちゃうわ!!! 犯罪はアカンで!!!!!!!!😇


・モリアーティ教授は上記もそうですが【独特の美学】を持った犯罪者です。
 犯罪者としてプライドを持っているというと変な言い方ですが、でも、「手っ取り早く片を付ける」というやり方を嫌悪していて、邪魔者は消すことも躊躇いませんが、惜しい相手とみると、闇討ちにかけたら自分が負けたと思うのか分かりませんが、優れた敵であればあるこそ、【きちんと自分の手で決着つけようとする】ところがあるのです。

 その辺の犯罪者とモリアーティ教授の発想が違うのはこの部分。

 下らない、実力のない相手なら、容赦なく闇討ちしたり、部下に残忍に殺して来いとかも命じたりするんだと思います。
 ただ、教授自身の目に留まった相手は「私が殺そう」と自分が出向いて決着を付けようとするようなところ【名門出身らしい】というプライドの高さが見て取れます。

 モリアーティ教授を描きたい時はくれぐれもこのあたりの美学をちゃんと書いてね🥰

 モリアーティ教授がホームズを訪ねて来るこのエピソードを見てからガイ・リッチーの【ヤング・シャーロック】とか見るととても面白さ倍増になるかもしれません✨

・「私の頭も君に劣らん」

・「君を滅ぼせるものなら 僕は公共の利益の為喜んで死のう」

このあたりのホームズとモリアーティ教授の考え方「頭脳を犯罪に使うか、犯罪を暴くことに使うかだけの違いなんだな」という非常に似てる部分が見られるのが興味深い。
 恐らく上記の【ヤング・シャーロック】でああいう描き方されてるのも二人がある意味頭脳で生きて、頭脳で戦うという種としては極めて近い位置にいるのが、

「犯罪に惹かれるか」
「犯罪を砕くことに惹かれるか」

という好みの問題で立場が変わって来るのが面白いんですよね。

私は別にホームズは正義の男だとは思わないんですよ。

「犯罪を砕くことが好き」なんです。

モリアーティ教授は「犯罪を成立させる」ことが好きなのです。

まさに宿命の二人なのでした。


・「兄の所に泊まる」
こういう時マイクロフトが協力してくれてるのがよき!


・二人の待ち合わせシーンはスマホを持って秒単位で知り合いと会話してる現代人には意味不明の文化になってるに違いない
 しかし私は人からの連絡鬱陶しいので定期的に本当に携帯の電源切ったりしょっちゅうするタイプなのでまだまだこういう「会えるかな?」みたいな待ち合わせ好きです。🥰 昔の待ち合わせは相手がちゃんと来てくれるか直前まで分からないからドキドキして素敵だねー✨


・カンタベリー駅かわいい。


・舞台はスイスへ……。

このようにちゃんとコナン・ドイル先生でさえホームズ最後の決戦の場を考えてくれているんですから、ヒヨコ物書き連中も【決戦の舞台】とかはシチュエーションちゃんと考えろよな!!
 風光明媚な所で死闘しろよ!!
 何でもかんでもダンジョンとかどこで戦ってんのかもよく分かんねえところで戦うんじゃないよ!!!😇


・「一味は逮捕 教授のみ逃亡。マイクロフト」

余計なこと一切書かない兄ちゃんの手紙 キュート!✨


・「君を置いてはいけないよホームズ」
 相棒とはそういうものなのである🌈


・スイスの風景美しい~~~~~~~✨

・この話でホームズが追手に追われている描写が続きますが、
 余談になりますが、私の三国志創作【花天月地】で、郭嘉が刺客を仕留めようとして無茶しよるシーンがあります。
「何故そこまでしたのか?」
と思う人いるかもしれませんが、
ホームズは探偵です。仕事をするには集中が必要で、自分の命が常に狙われている状況だと気が散りますよね。
 だから彼らにとっては非常にそういう状況は許せない状況なのです。
 うちの郭嘉が例え自分の身を危険にさらしても暗殺者を片付けようとしたのは、この時のホームズ先生と同じ気持ちだったのかもしれません。

 モリアーティを片付けなければ先はない、ってやつです。

「警察に保護してもらえばいいのに」
などとすぐ思った人は【天職に全身全霊で取り組んでいる人】の心境を全く捉えきれていません。
 天職に魂を捧げてる人にとって「訳分からん奴に命を終始握られている」という状況は無茶苦茶邪魔くさい、腹立つ状況なのです。


・ローゼンラウイへ。途中【ライヘンバッハの滝】がある。

・ジェレミー・ブレットの「ダンケ・シェーン」の言い方素敵

・ワトソン君が医者の仕事で呼び戻される。
 これワトソン君が医者だったからこそ突かれた弱点でしたわな

・この時ワトソン君が途中でモリアーティ教授らしき人を見かけてるシーンがあります。結局この時何も起こらないけど、この時にワトソン君とモリアーティ教授に何かが起こっても面白いなと思いますけど、海外ドラマはこうやって視聴しながらも「私ならこう書くかも」「こういう展開も面白いのでは?」みたいなのが思いつくことありますので、こういうのも視聴ノートには書いておくと創作にとても役立ちますよ!


・【ライヘンバッハの滝】で宿命の二人が出会う!


 教授の好意でワトソン君に最後の手紙を書かせてもらってるのがいいよね。
 モリアーティ教授は卑劣な犯罪もするけど、
 やっぱ相手と自分を見るのですよ。
 評価する相手の要求は、こうやって「いいだろう」とか許してやることもある。
 それに断ったら俺の方が格下になるなみたいな場合も許して自分をより大きく見せるような振る舞いを好むことがあります。
 
 プライド高い人なんですよね。


・「君の真実の友 シャーロック・ホームズ」

 シンプルな最後の言葉ですけど、人間同士の付き合いでこのセリフをちゃんと言える人がどのくらいいるのでしょうか?
 私が戦記物や捜査ものが好きな理由なんですが、
 彼らは時に、【命】さえ預け合って仕事をしていることがある。
 それは現代人が会社や学校でやってる付き合いとは到底違う領域の触れ合い方であり、そういうことに私はとても惹かれるんだと思います。

 なんども共に命の危険を潜り抜けてきたら、

 そら「真実の友」になっていくと思うのだ。

 大きなプロジェクトを共に幾つもやって来たりしても、こういう関係になれることはあります。
 
・頭脳派の二人が最後肉弾戦に持ち込むのが男の美学である✨
 いいか
 世の野郎ども
 男は結局最後は殴り合いだ。
 ここを押さえておけ。
 そして最後の最後に勝ち残りたいなら、何らかの体術は習っとけ。
 
 これだけの頭脳派の二人書いておきながら最後【ライヘンバッハの滝】で格闘シーンにしたコナン・ドイルの発想最高である🥰

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