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リンデル王室史話 幕間 ジャックの話I 解説

リンデル王室史話 幕間更新してます。
新規ネタがないのでせめてここで解説くらいは語ってみます。

今回更新分、「ある王国の青年士官の決意」と比べてどこ違うっけ……?(ええ)
たしか短編化にあたって寄宿学校の件を削除したり、天気を少し調整した記憶があります……(文字削り)

ジャックはなんというか、教師ウケ良くて友人も多い陽キャイメージで考えてます。
でも、あんまり深く関係を作ってる気もしないので、アランやブレットはその名の通りただの友人Aと友人Bでしかない気もして(名前適当なのを暴露)、案外ドライかなあ。
何事もなく卒業したらぶっちゃけその後縁なかったと思う。

彼は、老若男女問わず好かれがち。優秀だし、器用だし、基本いいやつ!

士官学校、幹部になるための養成所の立ち位置なので、実践もあるものの、細かい戦闘は実は講義のメインではないのではなかろうか。
古代語は魔法専門で特化するにはとっても重要ですけど、一般軍人は決まりきった言葉しか使わないと思われるのでそこまでやる気も出ないかも。

さて魔法の遠隔制御について。接続時の呼称(ワード)。
これただの音声認識、「アレク◯」や「OK、◯ーぐる」みたいなウェイクアップワードですねえ。
石のワードの誤認識、一応リンク元の人間の声で登録されるので、別に用語が被っても必ず不具合発生するわけではないのですが、石の品質にもよるため、規定上は被らせないようにしています。

石は古代語認識がデフォルト設定なので、古代語以外の言語使うと極端に認識精度が落ちちゃうみたいなイメージで。
別に意味不明なワードを設定してもいいんですけど、動きが怪しくなるぞ、と。

古代語ぺらぺらに話せる人がいれば制御も、よりいろんなことができるのですが、石と接触してさえすれば、言葉で言うより細かい制御も可能なのでメリットが薄めになってます。

戦闘前に石とあらかじめ接続しておく理由はもう一つあって、リンクしてると他者からの制御を受け付けないことになってます。
敵から奪われても困るので戦闘時は基本接続必須。
ただし、待機電力のように無駄に魔力の消費があるので、非戦闘時からずっと接続しておくことはないです。


教師が「おまじない」と称されることに実はどこかイラッとしてますね……
あれ、#include <stdio.h>はおまじないと思ってとりあえず進めようねみたいな(このネタ通じるのか?)感じの……ああいうスタンスが嫌いなんでしょう。
アルスも本編でギルくんにおまじないで終わらせてました。ギル相手だし正解……

炎を発出する際の、
「炎(イグニス)——炎(イグネム)」
古代語=ラテン語です。
この表記は意図的で、ラテン語知識がほぼないので、一定のルール設けてます。
一つ目、呼称(ワード)の方はラテン語の型変化の「呼格」、
二つ目の具体的な魔法内容の単語には「対格」というものを使用しています。

ラテン語勉強したらもう少し違った形に調整する、のかも?

2件のコメント

  • この魔法の設定がすごく面白いです!

    石が古代語を認識…なるほど、アレク◯みたいなものと思うと、分かり易い!

    #include<studio.h>…調べてもよく分かりませんでした(^^ゞ
    C言語、難しそうですね(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)
  • ファラドゥンガ様

    魔法設定面白いと言っていただけて嬉しいです!

    すみません。しょーもない小ネタを調べさせてしまいました……!(^_^;)
    プログラミング初学者にとって、理解しにくい文について、最初は呪文としてとりあつかって深く考えないようにしよう、というときに「おまじない」と言われたりしてたのです……!
    それを自分の創作表現に持ってきてました、笑

    教官は、本来きちんとどういったものなのか理解すべきなのに「おまじない」で濁されるのが我慢ならないタイプだったというお話です、笑
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