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Coccoさんに寄せて

Coccoさんのライブに、行ってきた。

19歳でデビューし、「強く儚い者たち」がヒットしたと言えば、分かる人は分かるだろうか。
新作のアルバム「スターシャンク」の「海辺に咲くばらのお話」も、名曲だった…。
Mステに出てたけど、テレビだと全然魅力が伝わらないよなと、いっそ感心してしまう。
そういう世界に、馴染まない人なんだろう。

中学生の時からずっと好きなのだけど、迫力を増した彼女の歌は、あの頃のまま、胸を打つ。

私が彼女のことを語ると一万字は越えそうなので割愛するけれど。
彼女は、歌うために生きているのではない。
エッセイ、絵本、もしかしたらジュエリー。
生きることが表現で、その中から歌も生まれてくる。
ひたむきで、痛いくらいまっすぐな、生き方。


ライブ中、歌って何なんだろうと考えていた。

彼女の歌を聞くと、生きていて良かったと思う。

彼女が、生きていてくれて、良かったと思う。

地を這うような絶望も、晴れ渡る青空のような希望も。
溢れ出す憎しみも、零れる愛も。

彼女の歌には、全てがある。

決してやさしい歌詞ではないのに。

魂を掴まれるような、歌。

心の奥底で固まっていた想いが、溶けてゆく。

一人ではなかったのだと。


Coccoさんは、最後に語った。

みんな、全力で走って。まっすぐに、振り返らないで。
走り抜けて、その先で、また会おう。


彼女の歌は、全てをのみこんで、それでもなお、生きる歓びに溢れている。

生きて、また、彼女の歌が聞きたい。

また、彼女に会いにいきたい。


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