ファラ崎士元

サン＝テグジュペリの亡骸とか、人魚の少年が出てきます。 ロブスターという生物がなぜ老化しないのかを面白く考えたファンタジー小説です。

集英社オレンジ文庫ミニ小説賞、第２回ディストピア飯小説賞にて最終選考作品となった、ディストピアとお遍路さんの小説です。 未来人がお遍路を疑似体験してヴァーチャルにおける信仰につい…

中川一政の絵をめぐる、ふたりの少女の感受性を書いた普通の小説です。真鶴にある中川一政美術館内の描写がめっちゃあります。

赤い月、赤い眼、黒い街。 月の幻想が失われた時代に、それでも月の国を夢見た世捨て人たちが辿りつく場所。 ウサギ憑きの街——その住民はみんな、赤い眼をしてさ。

北日本文学賞２次選考、堂々落選！ 老夫婦がロジハラ息子を見限って、幸せに暮らす普通の小説です。

変な一人称のホラーです。 当時気に入ってた南米らへんの小説に文体が引っぱられてます。 ぜひこの読みにくいコレを読んでみてください。特に何もありません。

東の果ての漁村『海士砦』。 住民たちは幽鬼たちと寄り添い暮らす。 若い漁師・イェンジーも、そのひとりだった。 城市（都会）から来た幽鬼の研究員、ファイレィと出会うまでは。 不気…

山河の自然に触れ、こどおばニートが更生する普通の小説です。 ニジマスを釣って食べます。