昨日、カクヨム公式は画像のようなお知らせを発表しました。
文面からして明らかに生成AI作品を高頻度で投稿したユーザーに向けてのメッセージだと思われます。
しかし私が呆れたのは、この期に及んでも生成AI作品による投稿を禁止と明言できない公式の腑抜けさです。
生成AI(その実は全くAIと似ても似つかないのですがここではあえてこう表記します)の登場から既に約三年が経ち、その弊害が目に見える形となって我々創作者達、ひいては一般社会にまで害をなし始めたのは自明の理です。
私も自創作(現在は非公開)を生成AIに読み込ませた動画を作ったことがありました。しかしその後自分なりに生成AIの知識を学んだ結果、これはとても危険な技術だと判断し、生成AI規制派となりました。
その後悔と反省もあって私は創作を含めた生成AI使用に強固に反対しています。カクヨムは生成AIの使用を否定も肯定もしない、所謂様子見を決め込んでいました。ですが今回とうとうその弊害が出たことによって流石に禁止に踏み切るか、と僅かに期待していましたが、残念ながら大方私の予想通り、暗示こそすれ生成AI作品投稿を辞めろとは明言しませんでした。それとも運営そのものは反対の意思があっても、KADOKAWAやはてな等の上層部から圧力をかけて出来なかったのでしょうか?
ともあれ、結果としてこのような及び腰の屁っ放り腰、八方美人の婦人の仁のような注意喚起で終わってしまったことは至極残念でなりません。
私がここで小説を書こうと思ったきっかけの一つは、カクヨムが始まった頃に連載された「横浜駅SF」を読み、この様な小説を書いてみたいと思ったからです。ですが最早、今のカクヨムにはその様な気概は失われたように思えます。
カクヨムは、カクヨムの心は、死にました。
なおこれは私の個人的な意見です。これについての議論(特に生成AIによる創作を擁護する人からの)は断固拒否します。
他のsnsで話しかけられても無視しますのでご了承ください。