…………っ、なあ。頼むよ。俺たちずっと一緒にやってきただろ? こんなの何かの間違いに決まってるよな。な? だからさ、ほら、冗談だって笑ってくれよ。頼むよ。昔からお前そういうの得意だっただろ?
……確かに、小さい頃は仲良くやってたさ。俺はお前が大好きで、お前も俺を明るく迎え入れてくれた。でも俺は変わったんだ。「大人」になっちまったんだよ。今はもう、お前のことは好きにもなれない。お前の存在を喜ぶこともできない。……お前は納得しないだろうけどさ。
でも、それでもさ! こんなことしなくたって、俺たちは共存できる時代になっただろ? だからもうこれっきりにしたい。
───もう俺に構わないでくれ。これが最後の忠告だ。
俺だって、好きでこんなこと言ってるわけじゃないんだ。……お願いだよ。どうか、もう来ないでくれ。お、お前だって嫌だろ……? 俺たちとずっと暮らしてきたんだ。こんな窮地に追いやるなんてしたくないはず────っ!? おい、やめろ! それ以上近づくな!! 近付くなと言ってるんだ!! やめろ、やめてくれ……来るな……来るな来るな来るな来るな……!
【月曜日】来るなああぁぁぁぁぁああっ!!!
…………どうも、牛戸見しよ蔵です。冒頭から奇行を連発してしまい申し訳ございませんでした。
挨拶もほどほどにし、早速本題に入ろうかと思います。今回はいつもより文量多めですので、お時間ある方はどうぞお付き合いください。
さて、本題と言いますのは私のカクヨムでの活動についてです。書き手の皆さんは当サイトで日々文筆の腕を磨いていることかと思いますが、私は2月ごろから気配を消しておりました。3ヶ月ぶりですね。本当にお久しぶりです。
そもそも私は、特別頻繁に顔を出す方ではなく、時には何の音沙汰もなく半月浮上しないこともしばしばありましたが、今回は個人的にかなり「参った」理由でドロンしていました。
この期間、私は(プライベートを除き)ずっとカクヨムに顔を出したいし、出したくない、複雑な心境にありました。葛藤も虚しくなしくずし的にどうでもよくなって最後に近況ノートを残したあとから、カクヨムへの浮上に区切りをつけました。
さて、ドロンした経歴は以上としまして次は「参った」理由についてお話を。
ここから先は、少し不快に感じる方がいると思われます。
私は特に商業化といった理由もなく、ボンヤリと「創作を投稿できる場所ないかなー」といった理由でカクヨムサイトに飛び込みました。ここはもう、アイデアの宝庫です。異世界ジャンルはもちろん、詩や現代ドラマ、ホラーに至るまでインプットの尽きない場所でした。そして多くのユーザーから読んでもらい創作の経験値を積める格好のサイトだと。初めはタグ付けも良く分からず試行錯誤で投稿しておりましたが、少しずつほんの少しでも誰かの目に止まって読んでくれたことが嬉しく、感想が飛んできたときは有頂天とも言える心地でした。(それも月に1,2回のペースでしたが)
……はい。
自分の作品をより深めるためには他作品を読むのが一番で、カクヨムではそれが容易にできることは分かっておりました。
と同時に、
読んだ作品を評価し感想がある場合はそれを言語化しなければならない。
書き手ユーザーに認知され、私自身も書くユーザーであるのなら新作を投稿しなければならない。
投稿する小説があるのならジャンルを決めてタグを付け皆に読まれるように工夫しなければならない。
もし投稿した作品に感想が付けばその返信も返さねばならない。
そもそもプロ揃いのカクヨムで自分の作品を投稿するならもっとクオリティの高いものを創らねばならない。
誰かの作品を読むたび、その巧さに唸るたび、そう考えることが多くなっていきました。その結果、何かネタを思い付くたび無意識に「このネタはこういうタグを付けて~」と考えるようになってしまい、執筆、もとい創作活動に足が遠のいていきました。
はっきり言います。疲れていきました。
くどくどと述べてしまいましたね。要はカクヨムの波に乗れなかったということです。
そもそも極度の恥ずかしがり屋で、なおかつ人にどう見られてるか気にしすぎる私にとって、今まで作品を投稿できたのは深夜テンションゆえの奇行に近いです。奇行の末の奇行です。(この投稿も深夜テンションです。本当にネットに向いてない性格だとは思います)
個人的な愚痴をここで吐き出すのはカクヨムユーザーのお目汚し極まりないことは重々承知です。
カクヨムから離れてnoteなど他のサイトにアカウントを移せばいいじゃないかという指摘があることも自覚しております。(もしかしたら、アカウント移行も面倒臭いからかもしれません。ワガママです、すみません)
来るもの拒まず去るもの追わず、注目されると突如身体が縮こまる。そんな人間版テレサみたいな存在ですので、この場をお借りしてお話ししました。(作品や近況ノートに来るコメントはもちろんとても嬉しいです。これは本当です)
それでもここに戻ってきたのは、やはりカクヨムで活動されてる方々が羨ましいからです。
商業化ガチ勢もエンジョイ勢も構わず短編も長編も書き続け、書けども書けどもアイデアが溢れて止まらず、日々作品を投稿し続けている「書く」ユーザーの方々は、私の理想の姿です。
そのため、もう少し顔を出してインターネットの波に泳ぎ慣れていきたいと思い再びここに投稿させていただきました。
はい、きっとこう思われるかと思います、「結局何が言いたいのか」と。本末転倒ですが本当に何を言いたかったのでしょう。何なんでしょう、本当に。ですが、これが今私になんとか絞り出せる弁解と挨拶の一節です。ここにわざわざ目を通してくださった方には申し訳ありませんが、生暖かい目で見てください。私はそれで充分暖を取れます。
まだまだ作品数も少ない駆け出しではありますが、どうぞよろしくお願い致します。
また気が向いたら感想の返信をしたり他ユーザーさんの作品も読みに行ったりしようかとも思っております。
自分に言い聞かせることでもありますが、本当に気が向いたらです。それ以上もそれ以下もありません。
それで良いのです。
……きっと。多分。そう。そう信じてマス。(自分で言っておいて不安になりました)
今回はこの辺で失礼致します。
皆さんのカクヨムライフがより良いものとなりますように。