【お前は何しに来た?文学フリマ東京42】
ひのわ屋+TEAM VALKYRIEとして初出店してきました。
結論から言うと、結果は惨敗。
新刊『ノイルフェールの伝説~天空の聖女~』は、ほとんど手に取られることなく終わりました。
今回の【文学フリマ東京42】では出版社やメディア、著名人の出店も多く見られ、出店者5,619名、一般来場者13,070名、合計18,689名と過去最多の来場を記録して、まさしく出版界の一大イベント!
そんな大勢の人が来てのこの結果……痛いどころの話ではないですね
爆死以前に、まさしくオブジェクトとNPC状態でした。
正直、かなり堪えています。
ひのわ屋さんのファン層の厚さ。
隣ブース(ケルンの会さん A/B)に集まるファンの人波と始まるサイン会。
左右から絶えず流れていく人の波。
その狭間で、自分のブースだけがぽつんと取り残されているように見えました。
その時、ふと頭に浮かんだのが、
「お前は何しに来た?」
という言葉でした。
ただ、時間が経って振り返るほど、原因はシンプルだったように思います。
「売れない」ことよりも見本誌スペースやブースに置いていた見本誌を「手に取ってもらえなかった」
それが一番ダメージでした。
もちろん、導線の問題はありました。でも、それを理由にはしたくありません。
本当に強いブースなら、そんな状況でも人を止められる。
少なくとも、自分はそう思っています。
知名度も実績もない新参が同じ土俵で戦うのです。だから今回かなり準備しました。
・ブースレイアウト
・ロゴ制作
・販促グッズ
・キャッシュレス決済
・フリーペーパー
・パッケージ
たった90センチの領域でどう関心を持っていただけるのか?
どれも真剣に考えて作りました。
ブース自体の完成度は、決して低くなかったと思っています。
でも、それだけでは足りなかった。
結局、自分の作品は「読む前」に伝え切れていなかったのだと思います。
自分の書いているものは、いわゆる瞬発力型の作品ではありません。
重厚で、ゆっくり世界に浸っていくタイプのファンタジーです。
SNSなどでは、
「重い」
「立ち上がりが遅い」
「フックが弱い」
と言われることもあります。それ自体のコメントは全部間違っていない。
実際、自分は“軽く消費される物語”を書きたいわけではないからです。
スクロールして流れていくものではなく、ページをめくりながら、じっくり没入していく物語を書きたい。その方向性は、今も変わっていません。
「お前はもう書くな。絵も描くな」そんなメッセージ?
そして、追い打ちをかけるように、
帰宅後にはイラスト用PCと予備機兼執筆用PCが立て続けに故障しました。
流石に少し笑ってしまいました。
ここまで重なると、
「お前如きが、もう創作するな」と存在Xから言われているのかもしれない
そんな気分にもなります。
でも、不思議と「創作するのをやめよう」とは思いませんでした。
正直めちゃくちゃ悔しいし、かなり凹んでいます。数日は鬱になり何もしたくなかったです。(今もこの記事を書いていてぶり返してきます)
それでも、自分が本当に書きたいものは何なのかだけは、逆にはっきりした気がします。
だから次は、もっと“届く形”を考えたい。
立ち止まる理由。
手に取る理由。
ページを開く理由。
その導線まで含めて、作品なのだと思いました。
なお、新刊『ノイルフェールの伝説~天空の聖女~』は現在BOOTHにて販売中です。
また、近々開店予定のリアル店舗「ヴァル書房」でも取り扱い予定となっています。
イベントでご縁がなかった方にも、どこかでこの物語を届けられたら嬉しく思います。
惨敗でした。でも、このまま終わるつもりはありません。次回11月の文学フリマ東京43ではもう少し前に進みたいと思いました。
PCが壊れ創作できない状態ですので、遺憾ながら連載止まります。
そんな朝霧でも応援していただけましたら嬉しいです。