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継続は力なるか

「継続は力なり」の対偶をとってみる。

ここで「継続は力なり」を「継続すれば、力がつく」と解釈することとする。
するとその対偶は「力がつかないならば、継続していない」となる。

何とも冷たい言葉だ。
しかし、これは元の命題である「継続は力なり」を無理矢理「継続すれば、力がつく」という形に落とし込んだから、生じた事態なのだ。

単純な論理操作では、自然言語の解釈はうまくいかないのである。

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