そんなわけでエピソード2も無事完結しました。今回は愛華の復帰話ということで、現状から一歩を踏み出すことを意識して描いたエピソードなのですが……
【※以下、本編に関するネタバレや少々ネガティブな裏話を含みます】
作者が読者に見える形で書くべきではないかもしれませんが、正直あまり良い出来とは言い難いなぁと執筆中盤辺りからひしひしと感じておりまして。序~中盤(ミクストメディア完成)までは程よくコメディ要素もあり納得のいく展開なのですが、後半に関してはエピソードの焼き増し感(しかもスケールが縮小してる)強いのでは? と早い段階で気付いたものの――ストックがどんどん削れていく中、連載という継続的な執筆環境の経験を積んでいく上で一から練り直す時間もなければ、専門学校の話をやると決めた時点で展開に自由度はあまりなく……
エピソード1つで紙の本1冊の文量を想定しているのに、その自信の無さと冗長さから後半の各話のボリュームが目に見えて減っているのが見て取れますね。仮に本作品が受賞作だったとして続きがこの内容では、恐らくボツにされてしまうだろうなと思います。
一方で嬉しい誤算もありました。
実はケーキを巡る争い(54、55話)は当初のプロットには原型すら存在せず、いざエピソード2の最終話を書こうとなった際に『クリスマスのイベントが二人の交換だけで終わるのは寂しすぎるのでは?』となり、そこから急造してものの数日で書き終えることができました。たまにはこんな笑える小話があったほうが日常が膨らむよね、というわけでこれに関しては満足のいく出来となりました。
そんなこんなで次回のお話ですが、当初予定していたエピソード3を大幅に後回しにして(とある人物にフォーカスした感動話で、また然るべき時に物語上重要な意味を持って進行していく予定です)、刺激的かつ本作において核心的な要素を含む非常に重要なエピソードで、エピソード4と合わせた上下巻構成となっております。少々ヘビーな箇所もあるかもしれませんが、どうか楽しんで頂けると幸いです。