こんにちは、カラクロです。連休ですね。
青空が重くて見られないので暇だな~(執筆しろよ)というわけで、ただいま連載中の通称「蛍蝉」を紹介させていただこうかと。表紙絵もできたし。
現在二章を出し終えたところで、三章も執筆完了しているのでそう長く開けずに連載を続けられるはず……です(*⁰ω⁰*)たぶん
もともとノベプラさんの『うどん小説コンテスト』という謎コンセプトの短編コンに投げたやつなんですが、我慢できずに長編化した経緯があるのでかなりフリーダムなことになっています(主に構成が)。
*あらすじ
ヒトの思念が『音』の怪物と化すようになった世界。
公的な対策機関の実働部隊に所属する少女・蛍には、なぜか『声』と幼少時の記憶がない。かつて行き倒れていた彼女を救ってくれた、幼馴染みにして相棒の時雨とともに、忙しいが充実した日々をすごしている。
ところがある日、蛍の抹殺を望む『自分にそっくりな顔をした少女』の怪物が現れた。
彼女のルーツは失われた過去。明らかになる残酷な事実と哀しい現実の不協和音に、声なき少女は立ち向かう――大切なものを、その手で護るために。
*今北産業(もうこれ若い人には通じなさそうってか歳がバレるね!)
・黒髪ロング清楚系ミニスカ軍服JK戦闘員しゃべれない
・敵は主人公を色反転したようなやつ
・安心してください、やっぱりダークファンタジーです。
*主な登場人物
・清川蛍(きよかわ ほたる)
主人公。女の子。声帯には問題がないが、なぜか声を出せない。代わりに身振り手振りが激しい。あとかなり耳がいい。
記憶が一切ない状態で河原で倒れていたところを時雨に発見された。完全に身元不明で、苗字は発見場所から、名前は唯一の所持品だった蛍石のペンダントから時雨が命名。
幼馴染みの時雨ちゃんのことが大好き。いずれ狂犬になる予定(?)
・空蝉時雨(うつせみ しぐれ)
ヒーロー。天パ三白眼のフツメン。蛍の代わりに常人の三倍くらい喋るので、平たく言ってうるさい。
蛍に対してやや過保護な陽キャ……に見えるが、実は重い過去と屈折した内面を隠し持つ。そして姉分(めーこ)には絶賛反抗期なお年頃。
蛍からは(筆談や独白で)時雨ちゃんと呼ばれている。
・ハナビ
本作のラスボス。外見は蛍そっくりで、真っ白な髪とワンピース、金色の眼が特徴。
音の怪物『音念(ノイズ)』の一種で、特殊な構造を持つために破壊しにくい上位種であり、しかも(怪物としては)高い知能を持つ。蛍と違って普通に喋る。
なお音念が人型になる場合は思念の元になった人物の姿を模すのだが、彼女の場合は蛍とは別の少女から生まれたものらしい。その人物は『私が殺した』とのこと。
・萩森鳴虎(はぎもり めーこ)
蛍と時雨の保護者にして上官(班長)である元気なちっちゃいお姉ちゃん。
同僚に元婚約者がいて、今なお微妙な関係。作者的には本作のメインヒロイン(主人公はヒロインではないというスタンスなので)。
・椿吹匡辰(つばき まさとき)
めーこの元婚約者。他班を率いる銀縁眼鏡のお兄さん。外見どおり生真面目で几帳面で神経質で堅物。
めーこ姉ちゃんとの微妙な関係を後輩☟にイジられている。
・照廈雀嗣(てるいえ ワカシ)
歩く情報量過多。めーこと匡辰の後輩。最年少で班長になったすごい男……だが、普段の言動がふざけ散らかしているためアホ扱いされている。外見は金髪ツーブロ火傷顔のチンピラ。毎日グラサンと髪型を変える。
実は大企業の御曹司だったりするが、難読すぎる名前も実家も嫌いなので『ワカシくん』呼び推奨。元ヤンのお姉さんに恋している。
作中では『存在そのものが冗談』『マゾヒスト』、作者からは『かつてショタだったショタ(概念)』『ヒヨコのふりしたヒクイドリ』『葬憶隊のカオス担当』『もうコイツ一人でいいんじゃないかな』などと称されている。
属性と要素が多すぎてハッシュタグが足りない、本作のトリックスター。
*イラスト
とりあえずメインの萩森班の3人です。真ん中が主人公の蛍さん
なおemamoriさんはサ終してしまうそうです。webGlazeを無事に導入できたら差し替えるかもしれません(ノイズの入り方が違うので、そっちのほうが見栄えがマシな可能性がありまして)
emamoriさん、本当にありがとうございました。