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番外編 三文字学園の日常⑩「ちょこらんま」

 20万字を超えた「快刀ディクショナリー〜三文字学園潜入編〜」も、ついに書き終えることができました。そこでこの近況ノートでは、作品の宣伝代わりに、本来描きたかった学園ラブ&コメディの一コマを置かせていただきます!

 なお、本作を知らない方へのアナウンスでありますが、本作の登場するキャラクターは、すべて四字熟語もしくは三字熟語で、辞書の中の世界が舞台となっております。いわゆる擬人化です。あしからずご了承くださいませ。

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❦❦タイトル「ちょこらんま」❦❦

 学生街に新規オープンしたカフェ、ちょこらんま。どうしても一緒に行きたいということで、アンがポポに連れられ、コーヒーを飲んでいる。

ポポ「――うーん♡ ちょこらんまのクリーム大福は絶品ですね!」

アン「おい、その顔を他の奴に向けるなよ」

ポポ「アンキ先生も食べてみてください。甘くてとろけますよ?」

アン「ふん。気に食わないな。お前をとろけさせるのは、ぼくだけで良い」

ポポ「……せ、せんせいはズルいですよぉ」

アン「何がズルいんだ?」

ポポ「もぉ、そういう無自覚なところです。でも、そこが大好きなんですが♡」

 そんな甘い空気が漂う二語句がバッチリと見える席で、ホットドリンクを一気飲みする語句。プハッとマグカップを置くと、グググッと拳を握り、二語句から見えないところで、ぎゅっと目を瞑った。

ランマ(あっっっめぇえええ――!!! こちとらブラックコーヒーなのに、アンポポが甘々過ぎて胸焼け起こすわっっっ!!!)

ソカ「あの、ランマさん? 大丈夫ですか……?」

ランマ「お、おお……」

ソカ「あっちに誰かいるんですか?」

 アンポポの席に振り返ろうとしたソカを、ランマが全力で止める。

ランマ「ダメだ、ソカ! お前は俺だけを見ていろ――!!!」

 ソカの肩を強引に握り、そう叫んだランマに、店内中から奇異の目を向けられる。だがすぐに、(ああ、そういう関係かぁ)と納得+美男子同士の絡みに萌える、微笑ましい眼差しが向けられた。

ランマ(ぐっ――!! 何故俺はコイツがアンポポに振り返るのを止めたりしたんだ!? 別に構わねえだろ!!)

ソカ「あの、ランマさん? 本当に大丈夫ですか?」

ランマ「あーうん。だいじょうぶ。ちょっと胸焼けしちまって……」

ソカ「え? 胸焼け?」

ランマ「うん。ソカ、ちょっと鷲のマーク買ってきてくんね?」

ソカ「え……?」

 鷲のマークが頭に浮かぶソカ。周囲からの微笑ましい視線に耐えきれず、顔を覆うランマ。賑わう店内では、

ポポ「あれ? どうしちゃったんでしょ、ランマせんせー」

アン「放っておけ。胃酸でも逆流してるんだろう」

 いや、すべての原因はお前にあるんだからな、この無自覚エロ-Fiヤロウ――!!!

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今回の出演
アン……【疑心暗鬼】。生物教師/生物部顧問/探偵
ポポ……【蒲公英(たんぽぽ)】。高等部2年生/生物部部長
ランマ……【快刀乱麻】。体育教師/探偵
ソカ……【四面楚歌】。学生/探偵

 こんな奴らが探偵/統監(警察)として学園に潜入しております!本編でもこんな調子でアンポポ劇場&B寄りのLが繰り広げられています。

「快刀ディクショナリー〜三文字学園潜入編〜」

https://kakuyomu.jp/works/16818622171196266210
 



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