『レゴリスに恋して』を更新しました。第68話&69話です。
第68話 アニーの結婚条件♥
https://kakuyomu.jp/works/16818622174545824282/episodes/2912051601194357373
第69話 輝ける未来に向かって
https://kakuyomu.jp/works/16818622174545824282/episodes/2912051601551266933
第68話では、小笠原国際中等教育学校0期生たちの日常を描いています。
この学校は総合学習が中心で、学年をまたいで同じ教室に集まるのが特徴です。
その中で、佐伯ケンジは兄原かぐやに終始どぎまぎ。
科学の教科書に赤ペンで丸を付けられても文句ひとつ言えず、「私の実家は月面にあるのよ」と言われれば「そうなんですか」と素直に受け止めてしまう。
極めつけは、高分子実験の最中に兄原が「このたんぱく質を発見したら、結婚していいわよ」と懸賞のような条件を出す場面。佐伯はそれすら真面目に聞き入ってしまいます。
ちなみに、兄原・姉川・妹尾と“兄弟姉妹”を思わせる苗字が並ぶ中で、佐伯だけがその系統に属していない点は、彼の属性の違いをさりげなく示唆しています。
第69話では、佐伯が扇浦のリゾートホテルを訪れます。
目的は、たまたま父島に来ていたYAXAの岩戸との面会です。
岩戸は仕事熱心な昭和気質の人物で、資料はすべて紙に印刷し、手間を惜しまず完璧な仕上がりを追求するタイプ。
そして彼が同行しているのは、お忍びで父島を訪れている“愛様”。その正体は……まだ、わかりません。謎のままです。
従者の佐久間は、某学習院大学のマスコット“さくまサン”をイメージした存在で、役割としては純粋な護衛です。
兄原の「実家は月面」発言に影響されたのか、あるいは岩戸のプレゼンが心に刺さったのか──佐伯は次第に宇宙飛行士という職業に興味を抱き始めます。
実はこの物語の設定、乙島の他作品ともつながっています。
佐伯ケンジが実際に宇宙飛行士の閉鎖環境試験に挑む姿は、すでにスピンオフ作品として公開済みです。
お時間がありましたら、こちらもぜひご覧ください。
『輝ける未来に向かって』
https://kakuyomu.jp/works/16818093076236226917
さて、長くなりました。
今回の挿絵はCopilotに作ってもらいました。
科学の教科書に赤ペンで丸を付けられても文句ひとつ言えない佐伯君の様子です。