現在投稿している【主人公に選ばれなかったヒロイン、要らないなら貰います】という作品について、思ってることを近況ノートにて吐き出させて下さい。
執筆の裏話的な感じで読んでもらえると幸いです。
【主人公に選ばれなかったヒロイン、要らないなら貰います】
https://kakuyomu.jp/works/16818622171546168681
この作品、技術云々は一旦置いておくとして、
自分なりに最大限、キャラクターのコンセプトを練った作品なんですけど、作中で登場する一人のキャラクターが暴走してます……。
今現在、6月1日に投稿予定のところを修正しているのですが、どう編集しようとしても、”池田歩”というキャラがプロットや設定を無視して行動してしまいます。
僕の技術的問題が招いている問題なんですけどね。
それは分かってるんですけど、もう脳内で歩はそういうキャラっていう思い込みが強く働いて、暴走してます。
ここからは『ネタバレ』を含むので、最新話まで読んで頂いた方だけに見て欲しいのですが……
元々、歩は玲奈の行動を”全肯定する程度”のキャラにするつもりでした。
ポンコツ、残念、色々と勿体無いヒロインである玲奈を「可愛い」と愛でながら肯定するキャラ。
それが歩だったんです。
どちらかというと、お姉さん的な立ち位置を期待しての登場だったんです。
香織や沙姫とは違う、夕也サイドの保護者として登場する予定だったんです。
四水姫と同じ水に関する苗字を持つ、普通の女子高生。
夕也はそんな彼女を警戒しつつも、彼女の無個性なところや、料理が趣味というところから気を許し、相棒ポジションに落ち着く。
それがキャラクターの構想段階で決めていたことでした。
だから趣味を料理にしたし、池田という苗字を持ちながらも、尖りすぎていない性格を意識して書きました。
夕也と同じモブという役割から、影が薄いという設定も入れました。
それがどうして……。
「れ、れ、玲奈ちゃん!可愛いヨ!」
こうなった?
尖りすぎていない性格?
夕也の相棒?
玲奈の保護者?
全然違うじゃん!
全てはタイミングによるイタズラです。
歩が登場した頃、シリアスな話が続いてました。
web小説では、シリアスな展開は好まれない。
それは分かっていたので、できるだけ一話あたりの文字数を少なくしたり、場面を飛ばしたりと工夫をしていました。
しかし、それだけでは足りない。
そう思って、少しだけ歩の個性を強くしました。
コメディー要素を少しだけ追加する程度に収めるつもりでした。
でも――なんか止められなくなっちゃった……。
気付けば暴れる歩が頭に浮かぶようになりました。
「れ、玲奈ちゃん!」と、白目を剝きながら迫る歩が浮かぶのです。
もう、お姉さんの歩が想像できなくなりました。
キャラクターの設定資料を見ても、別人を見ている気分になります。
今後の展開が全て変わりました。
これまで練ったプロットがパーです。
幸い、歩はストーリーに強く影響するキャラクターではないので、被害は少ないですが……執筆に遅れが出ています。
もう諦めて、暴走状態の歩のまま話を進める方向に舵を切りましたが……
執筆は難しくなりました。
料理という夕也と共通の趣味を活かす機会も、玲奈の保護者としての役割も……全てを放棄して、玲奈大好きっ子になってしまったのですから……。
玲奈以上に個性が強い奴が現れてどうするんだよ!
明らかに作品の中で浮いてる奴がいるぞ!
と、過去の自分に言いたいです。
玲奈の資料は2086文字。
歩の資料は466文字。
今気になって、資料の文字数を数えてみたのですが、約四倍の差がありました。
勢いだけで化け物が誕生したことが伺えると思います。
こういうことって、物語を書く人の中ではあるあるなんですかね?
それとも僕が未熟なだけ?
設定に逆らうキャラが出てくるなんて初めてのことだったので、今はパニック状態でございます。
ただ、質の悪いことに僕自身が歩の暴走を楽しんで書いてしまっているのが一番の問題ですね。
面白いからいいや。
今のところはそれで進んでいますが……これからどうするかは、未来の僕が決めることでしょう。
勝手に動くキャラは本当に厄介です。
以上!
一人の登場人物によってプロットが台無しになった西藤りょうの心からの叫びでした。
ここまで読んで頂いた方がいるかどうかは分かりませんが、ありがとうございました!