第49話までお読みいただき、ありがとうございます。
灰街《アッシュ・ロウ》編は、ミツキにとっても物語にとっても、大きな転換点になりました。
派手な戦闘や事件そのものより、「帰ってきたあとに何を残すのか」「警察官としてどう振る舞うのか」を描く章になっています。
特に第48話・49話は、事件の“後処理”の話です。
報告書を書く、言葉を選ぶ、書かないことを決める。
地味ですが、警察官としてはとても大切な時間で、ミツキが一段階成長する場面でもあります。
レオンハルト教官が教えているのは、戦い方ではなく
「生き延びた人間が、次の人間を殺さないために何を残すか」。
この価値観は、今後の物語にもずっと影響していきます。
なお、灰街に関するすべてが明かされたわけではありません。
書かれていないこと、伏せられていることにも、ちゃんと意味があります。
そのあたりは、少しずつ回収していく予定です。
ここから先は、日常に戻りながらも、
ミツキの中に確実に残った「言葉」と「判断」が物語を動かしていきます。
引き続き、見守っていただけたら嬉しいです。