読者に作品を読ませる力を、訴求力と呼びます。
作品における訴求力とは、そのまま魅力ということです。
世界観、ストーリー、伏線と回収、奇抜なアイデア。
そして登場人物。
とりわけ主人公や主要キャラの好感度というのは大事で、読者に受け入れられる(または共感される)必要があると考えています。
とはいえ、完璧超人なキャラ造形である必要はありません。欠点があるほど人間臭い。そこに共感は生まれるものです。
そこで次に考えるのが好感度調整となります。
欠点を補えるほどの美点。
某作品で例えると、
・主人公の欠点は、スケベで特殊な性癖を持つ
・一方で美点は、一途で愛妻家、思慮深く人付き合いが上手い
このバランス感覚が人間臭さと共感を生み、ひいては訴求力に繋がるわけですね。
欠点を曝け出す――というのは何かと勇気のいる話ですが、そこは『美点次第でカバーできる』という考えで、登場人物を描いてみても良いのかもしれません。