素晴らしいレビューを、秋嵩タクロウさまからいただきました。ありがとうございます!
『もやもやな恋模様にニヤニヤが止まらないオフィスラブコメディ』
https://kakuyomu.jp/works/2912051595986126279/reviews/2912051603151234539
秋嵩タクロウさまの作品はこちらです。プロフェッショナル仕事の流儀とダンジョンが合体したような面白さです。
【ダンジョン化した世界で、作業療法士の俺だけが“環境”を治療する】
https://kakuyomu.jp/works/2912051601762296317
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悪魔契約コーポレーション営業部のデスク。
内線電話であっても、「コール2回以内に取れ!」
オクト部長の業務ルールは徹底していた。
チルは、内線電話をすぐ取った。
「はい、営業部です。……はい、本部長。……え? 部長には代わるな?」
オクト部長は、その声に眉毛がぴくっと反応した。
「誰からだって?」
「あ、はい、はい。……あの」
チルは、メモ用紙に「本部長」と書いて俺に見せた。
「はい、承りました」
電話を切ったチル。
オクトは腕組みをしてチルの前に立ちはだかった。
「なぜ、俺と代わらん。お前で用件が済む内容なのか?」
「すみません。本部長が電話を代わる必要はないと……」
「は? 俺はここの部長だぞ。それを代わる必要が無いとは……どんな内容だ」
「用件は二つです。ひとつは、読者さんから素晴らしいレビューをいただいたと。営業部はよく頑張っている」
「もう一つは?」
「あの、……通販課って聞こえましたが、新しくできるんですか?」
「そんな部署は存在しない」
話を横で聞いていたタルトが、口出してきた。
「いやぁ……人間界では需要がありそうですけどねー」
「ありえん」
「うーーん、そうかなぁ……。本部長は、本気っぽいっすよ」
「……本気だから困る」
そのとき。
再び営業部の内線が鳴った。
オクト部長は、ピンときた。
この内線は本部長からだ
我先にと、受話器に手を伸ばす。
だが、
チルのほうが0,1秒早かった。
「はい、営業部です。本部長、先ほどの件ですが、え、部長が……。え? 絶対に代わるな? 無駄に反対されると? 邪魔しかしないって? 誰がですか?」
オクト部長は、手をあげた。
「俺のことだ! さっきの通販課の件を俺に邪魔されたくないからって……」
チルは冷静に、本部長の電話を受けてメモを取っていた。
「はい、……はい……なんだか後ろが騒がしいけど気にしないでください」
「なに? チル、俺に電話、か・わ・れ!」
「あら、ご存じでした? 本部長。そうです、オクト部長が暴れています。ええ……かしこまりました」
チルは静かにメモをとる……
「承知いたしました。……では、失礼いたします」
そして、電話を……切った。
「オクト部長」
「お前、電話を切ったな」
「本部長室まで来てください、だそうです」
「……」
「部長とタルト先輩とわたしも、一緒に呼ばれました」
タルトが小さく笑った。
「三人? 部長……。なんか楽しくなってきましたね?」
チルまでニコニコしながら首をかしげた。
「通販課って、何する部署なんでしょうね」
「知らん……、嫌な予感しかしない」
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いつも応援ありがとうございます。
近況ノートで読者さんとのやりとりで生まれた
【あくまでも部長ですーオプショナルプラン】
第4話
『悪魔契約コーポレーション通販課』
近々公開予定です!
このレビューから、また新しい業務が始まりそうです。