タイトル通りです。
いつも通り更新しました。
相変わらず混沌とした物語に仕上げておりますので、訳もわからないと思います。
おそらくそのせいで読者が減りました。変な物語に長々と付き合っていただき、本当にありがとうございました。
直接お礼を言いたいところではありますが、そんなことをすると「よくもこんなものを……!」と怒られそうなので以下、解説。
♢
・7話の役割
今回はナキアの物語を終わらせる、という側面が強いです。その為、彼女には文字数が許す限りとことん苦しんでもらいました。最期があっけないものだと感じるでしょうが、子悪党に壮大なフィナーレは必要ありません。
あるのは永遠の罰、ただそれだけです。それが《楽しみからかけ離された》彼女への罰です。
それともう一つ。
蘇生型の物語の後日談、といったところでしょうか。
正確には前話でケリをつけたウルフ・エラストから一体どのように派生するのか、というところです。
ナキア……に寄生していたラクシムの能力を見せる為の物語とでも言いましょうか。
ウルフ・エラストに関わることなら、オルファンガールこと嘉間良アマネの出番ではあります。
しかし前回でケリをつけたので、彼女には控えてもらいました。
というより、彼女は再び怪物たちとの争いから遠ざかることになります。
なにせ、怒りを感じることはありませんからね。
・各々の人格に関して。
今回、複数の人格が入り乱れる物語となっています。いつもそうなのですが、いつも以上にそうなっています。
分かりにくいことありゃしない。
そこで物語も中盤に差し掛かりますので、今一度整理してみます。
・主人公イヴ。
彼女には五つの人格が存在します。
1.飄々とした態度のイヴ……アドミラル、またはクソババア今回《エリザ》という名前であったことが判明しました。久良とは元々バディを組んでいたとのこと。また、《ブローテッド・ウーマン》の店主でもあります。今回、本来はどのイヴよりも恐ろしいほどの戦闘能力を有していることが分かりました。
2.怪訝な表情のイヴ……リトルデビル、またはクソガキ、ガキ、幼稚で稚拙。我儘。友達にいるとなんだかんだ楽しいが、それよりも不快さを感じる率No.1。前回、《ルカス》という名前が判明しました。《廃棄場》なる異世界の住人とのことです。黒い拳や悪魔の力は彼女由来の能力です。また回復能力も有しています。
3.聡明さのあるイヴ……お嬢様。5話から《イブ》と呼ばれることがあります。始まりの女、とのことです。
4.寡黙なイヴ……朴念仁。女性の扱いが不得手。蘭が好き。《アダム》と呼ばれます。不死の能力は彼から来ています。
5.静謐なイヴ……セイクリッド。「神はおっしゃられています」の枕詞から話を始める。怪物を全て排除すべきと考えています。蘭やメイ等の吸血鬼にさえも、その同じ目を向けていますね。
・久良
新キャラです。飄々としたイヴことエリザのことを今でも愛しています。久良の方が。
1.久良……茶色い瞳であれば、彼女です。元女優の志穂美悦子さんあたりを想像していただければ大丈夫です。誰かわからない人は「ジャッカー電撃隊 女性ゲスト」か「長渕剛 奥さん」辺りで検索してみてください。
2.ラダトキブ……通称ラキ。エラストの創造主を名乗る人物ですね。ラクシムとは元々同じ体にいた家族のようなものらしいです。彼女が使役する力はエラストのそれを上回るように思われますが、その話はいずれ。
ナキアとラクシムに関しては説明不要かと思いますので、跳ばします。
淫靡な口調が、ただ子どもに戻っただけです。責務に追われた人間が仕事に追われるあまり、風俗で幼児退行するようなものですね。(一度、上司とそういうお店に行った時に見たことがありますが、僕は目を閉じることにしました。それができる大人です)
♢用語解説
出てきた用語を整理してみましょう。
エラスト→言わずと知れた怪物。怪物といえばエラストです。じゃあ吸血鬼はエラストなのか?それは後のお話で。
捕食型→日常生活の裏に潜む一般的なものです。現実でいえば、野生の狸がいる感覚です。狸ならまだ可愛い方です。
変異型→何かしらの理由(今回、寄生虫の所以では疑われます)ですごい力が身についた存在です。化け狸みたいなものです。
エックス型→「誰かさんが喜びを感じる為に生み出した」エリアXのみに生息する存在。メカ狸です。
蘇生型→寿命つきエラストです。その代わり何度でも蘇ります。狸にはもう無理です。人間のみに現れる現象です。
こんなものです。
では人間と蘇生型エラストの間に生まれたアマネはなんなのか?蘇生型なら早すぎる別れがあるのでは?
それはいずれ。
♢登場人物
新キャラも出てきたので、登場人物のおさらい。
・イヴ
好みが分かれる主人公。人格が切り替わるのは空の境界の両儀式から着想を得た感がありますが、実際は全然違います。伊藤潤二先生の「富江」を参考にしているところがありますが、今はすっかり薄れました。
・鳴羅彩子
これまた好みが分かれそうなヒロイン。前話ですっかり株を落としたと思います。
ですが彼女にはとことん悲しみを背負ってもらいます。それが彼女の役割であるから。
ラメンティアというラダトキブやラクシムなどの存在が潜んでいることが示唆されました。
・香美蘭
名前はカーミラのもじりな女吸血鬼。なんでもござれな吸血鬼で現実味がありませんが、登場人物削減の為になんでも屋に徹してもらっています。今の所は空気のようなところはありますが、彼女の存在も意味はありますのでいずれ。
・嘉間良アマネ
怒りの力で変身し、ついでに色々成長してしまった元リトルオルファン。
アマラとカマラなる狼に育てられた少女たち(実は創作の疑いがあるらしいですが)からもじりました。
作者的には子どもなのでもっとも扱いやすいです。なぜなに質問が簡単に投げかけられるから。
ウルフ・エラストの件で色々ありましたが、削除することにしました。
長すぎる物語がさらに長くなる事、そして強⚪︎描写を踏まえた描写という読書ストレス緩和の為です。
・町田メイ
《ブローテッド・ウーマン》でバーテンダーをしている女吸血鬼。
彼女もなんだかんだ扱いやすいです。ボケとツッコミ的な意味合いで。
いわば清涼剤として機能……しているはず。
スペースヴァンパイアのマチルダ・メイのもじりです
・久良葉月
ウルトラマンティガの怪獣キュラノス+ハヅキ・ユキナから。
自らラダトキブを受け入れました。
♢
一旦は以上でしょうか。
次回は寡黙なイヴにまつわる物語にしようかと思います。
オルフェノク的な話をしたので、今度はアンデッド的な話です。
……もう死にまつわる怪物は懲り懲りだとお思いでしょうがお付き合いください。
それでは、また。