『死者の国で、俺だけが生きている』を書き進めながら、最近は設定の整理にもかなり時間を使っています。
登場人物の名前や性格、街の構造、過去に何があったのか。
今年の4月頃より、書きたいと思い始め
書き始めた頃は「物語を書きながら決めていけばいい」と思っていたのですが、話数が増えるほど、少しのズレが後から大きな矛盾につながることに気づきました。
特に難しいのが、自分の頭の中では当たり前に見えているものを、どこまで文章にするかという部分です。
灰都ヴァルネはどんな街なのか。
死者たちはそこでどんな生活をしているのか。
エリシアは何を知っていて、何を隠しているのか。
そして、なぜレオンだけが「生きている」のか。
設定を決めすぎると説明ばかりになってしまう。
でも、決めていなければ物語の芯がぶれてしまう。
その間を探しながら、一つずつ世界を作っています。
最近は一度書いた話も読み返しながら、
「この人物は本当にここにいるのか」
「この景色は読者にも見えているのか」
「以前の話と矛盾していないか」
と確認することが増えました。
小説を書くというより、少しずつ知らない世界の地図を埋めているような感覚です。
まだまだ試行錯誤中ですが、その過程も含めて楽しみながら書いていこうと思います。
引き続き『死者の国で、俺だけが生きている』をよろしくお願いします。