すでに世に送り出してしまったテキストを、
なぜ私はこうも何度も読み返してしまうのだろう。
そして読み返すたびに、
猛烈な「書き直したい衝動」に襲われる。
誤字脱字をそっと修正するような、
小手先の微調整ではもう満足できない。
これまでのすべてを白紙に戻し、
文字通り「ごそっと」根底から創り直したいという衝動が、
静かに、しかし激しく私を突き動かすのだ。
表現者としての未熟さに悶えつつも、
昨日より今日、
今日より明日の方が、
より深い言葉を紡げるようになっているのだと信じたい。
そんな葛藤を抱えながら、
私は今日もまた、言葉の海に飛び込もうとしている。
過去の自分という名の「仕様書」をすべて書き換え、
世界をまるごとリブートする。
そんな壮大な計画(ただの書き直し)を企てながら、
今夜もキーボードを叩く手が止まらない。
予定調和な正解ばかりの毎日に、時には愛すべきバグがあってもいいではないか。
――などと格好をつけてはみたものの、
この文章だって明日になれば「ごそっと直したい!」と頭を抱えているに違いない。
完璧を求める私の脳内システムは、
どうやら永久にアップデートが終わらない仕様らしい。
皆様の日々に、最高の素敵な奇跡(バグ)があらんことをーーー