『剣の街のシンデレラ』は、
この夜をもって、ひとまず静かに幕を下ろします。
けれど物語とは、
灯りが消えた瞬間に終わるものではありません。
これから描かれるのは、
サンドリオンの“過去”から続く物語。
光の裏側に落ちた影。
外伝は、終幕ではありません。
それは、物語が息を整えるための夜であり、
やがて訪れる最終章のための、静かな助走です。
サンドリオンは、まだ歩いています。
ガラスの靴を履かず、名を背負わず、
それでも確かに、前へと。
どうかその足取りに、
皆さまの祈りが寄り添いますように。
夜は、終わります。
そして――物語は、もう一度始まります。
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