去年は色々と辛いことがあって、そのせいかお正月はのんびりまったり寝正月になってしまいました。今日は予定通りに起きられて、とてもハイテンションになっている自分が言います。
お正月中、ずっと考えてたことがあります。
「そろそろ、異世界テンプレブーム終わるんじゃないかな」と
異世界テンプレが流行りだして、もう15年ぐらいたつと思うんですが、時期的にそろそろ次のブームが来そうな気がします。
異世界テンプレって、2010代の後半はかなりの盛り上がりがありましたが、それも大分落ち着いてきた感じがしますし。それに、書きたいアイディアがあっても、もうすでに書かれている場合が多くて、市場も飽和状態なんじゃないかなと…。
今は漫画が凄い勢いがありますが、それも2年か3年で落ち着きそう。ウェブトゥーンはとっくの昔に失速しましたし、漫画の勢いがあると言ってもジャンプとかマガジンとか昔ながらの少年誌が強い印象です。
ソーシャルゲームも縮小気味。
じゃあ、どこに次のブームの兆しがあるのかなっというと、インディーズがこれから盛り上がってくるんじゃないかなって自分は思います。
実のところ、シナリオ・センターの課題で書いたゲームシナリオのサンプルを登録してるクラウドソーシングサイトに掲載してるんです。
それを読んだクライアントさんから、
「ゲーム作りたいから、シナリオお願いします」って何件かシナリオのご依頼を頂きました。大きいお仕事だと、少しボリュームのある乙女ゲームのシナリオのプロットをまるまる1本なんてことも。
また、私の側にいるフリーランスの方も、「ゲーム作ってみたいね」って作り始める人がけっこういます。私も経験になると思って、制作に参加させていただいた規模の大きい成人向けのゲームも今年には出そうです。
あとは、文学フリマからなにかしら出てきそうな予感はします。
ここ数年、文フリの拡大規模がかなり加速してます。去年は、大手の出版社も参加していました。そろそろ文学フリマの常連の方が書籍化作家になる時代が来るのではと自分は踏んでいますね。
というのも少なくとも、本が好きな私にとってここ十数年の異世界テンプレ一強の出版状況はかなり辛いものがありました。自分好みの作品が軒並み刊行されない状態が続いてましたから。
そんなときにオアシスになっていたのが、文学フリマです。なかなかイベントには参加できなかったけど、数年前まで自分好みの作品を書く作家さんの作品を通販で買い漁ってました。
で、あそこにいるのは、自分の世界観を大切にする本当の意味での本好きたちです。ランキング至上主義で異世界テンプレ書いてる人たちより、読書量も買う本の量も桁違いな方たちが、ずっと参加されている場所だと自分は思っています。(あくまで自分の偏見なのでお気を悪くしたらすみません)
言い換えると、買われなくなっている紙の本を買い続けている人たちの集いが文学フリマです。そんな集いに来る方々に人気の作品を紙の本で書籍化すれば、ヒットはせずとも確実に買ってくれる方はいらっしゃる。それは、本好きに確実に刺さる本だと言えるからです。
とかなんとか、お正月に考えてた自分の妄想を未来予測として書き連ねるけものでした。(´・ω・`)
PS あと、色々と読みに行けなくてすみません…。