Twitterでも述べたとおり、「女王の東、波濤の月」の更新について、自分に課してきた原則を変更します。
私は「書きあがり次第更新」ではなく「第一部なら第一部、第二部なら第二部の、全体を書き終えてから更新」としています。
その方が物語全体の完成度を高められ、長編としてより品質の高い物を書くことができると考えているためです。
「女王の東」は現在、第二部【西方行路】まで脱稿済みで、第三部の執筆のために資料調査と作劇の設計を行っています。原則として「週に一度、金曜日に一シーンずつ公開する」という体制をとってきました。
これは、「第一部の公開中に第二部を、第二部の公開中に第三部を書いて、部と部の間で”なにも更新がない週”を作らないための措置」でした。
それによって「このシーンは次のシーンと併せて読んだ方が面白いのに」とか「このシーンだけでは伏線がわからなくなってしまうのに」といった状況に悩まされてきました。
しかし、この「部と部の間に空白の週を作らない」というのは、単に読者の離脱を防ぐためのものでしかなく、作品の品質とはなんの関係もありません。
そのような「web小説ハック」的なやり方は私のやり方ではないと考えています。私は常に自分が書くことができる最高品質のものを書こうとしているだけで、ランキングは私とは関係がないからです。
私が自分自身を捧げているのは、卓越した文章を書くこと、より上達し、誰よりも巧みな小説を書くことだけです。
したがって、今後の更新は毎週金曜日に「私がそうすべきだと思ったシーン数」で行います。ある週は一シーン、別の週は二シーン、という具合です。
その結果、第二部の完結後(第二部はシーン20で終わります)、第三部の公開が始まるまでは、更新がない期間が生じます。
以上、数少ない読者のみなさんにはご承知いただきたいと思います。