身体を起こしたアスカと、耳から耳栓を抜いた男。
二人はようやく、正面から対峙した。
「……アタシ」
「あのままならば、死んでいた」
「ありがとう、ございます。お名前は」
「スス……その端末、配信仕様か」
名乗ろうとした男が端末に気付き、顔を顰める。
直後、その姿は忽然と消え失せた。
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売り出し中のダンジョン配信者が、配信と気付いた途端に逃げ出した命の恩人を探した。そして、そこから世界が広がっていく。そんな話です。現在毎日19:10に連続投稿中。
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