拙作に足をお運び下さる皆様、本当にありがとうございます。
また、レビューやハート、コメントなど、とても励みにさせて頂いております。
拙作はだいたい1話を2000〜4000字め目安に投稿しています。
たまに前後との座りが悪くて単独で2千字いかない話もありますが。
文字数や、読みやすさを気にしていると、書いてみたものの、重要度が低いからと削る内容が出てきます。
そんな消された設定をこちらでご紹介しつつ、時代背景の整頓をさせて頂きたいと思います。
10話でヨウムが貴族と時代背景を語る場面がありました。
が…元の文は、すごく説明が長かったので、1/4の量に減らしました。その後、小出しにしつつ、136話まで眠らせ、残りをブナに語ってもらいました。
…が、それでも説明できなかったものも残っております。
・貴族と市民の間に参政権の差はない。政治的な力は平等。
・貴族の法的な特権は失われても、長年の名声と人脈は残っている。
・社交界や地域社会、伝統、経済界など、至る所で、引き続き敬意をもって扱われ、今も「貴族家」として特別な地位が保たれている。
・ラベンダのオニガ家は、伝統や文化の担い手として代々継承してきた家系。
・変動の時代だからこそ、貴族は余計に、その「家名」にプライドを持っている。
・貴族は家名であるファミリーネームがあり、市民にはない。
・基盤が弱く、貴族家として保てなくなり、没落しつつある家(アランのノイマー家はここ)もある。
・魔力は両親から受け継ぐため、魔力量の高い者は貴族に多い。
↑ここまでなんとか、分散して忍ばせてきました。
以下、語りきれなかった世界観として
・制限選挙制度の廃止は90年前。
・多くの貴族は代々受け継いだ城や邸宅、美術品などを維持管理し、歴史的遺産を守っており、資産家。
・名家、名族として「家」とは、公的な制度というよりも、社会的な敬意や伝統の重みを伴う称号になっている。
・ラムサムのエスターライヒ家は、王政時代から政治や地域社会で代々指導的な役割を果たしてきた歴史的な名家。歴史の教科書にも普通に名前が出てくるほど。
・国の中心地などでは、法律上の平等と経済的な格差に対し、市民運動がよく行われているが、舞台の学園は中心地から外れているので、市民は割と穏やか。
なお、ヨウムの出身国である隣国は、魔力を持つ者は少なく、魔導学よりも、自然科学の方が発展しました。
教育も広く施されており、貴族と市民の垣根も低く、生活水準の差もそれほど大きくありません。
最近では市民もファミリーネームを名乗ることが許されたことが新聞を賑わせました。
ヨウムが137話で読んでた隣国で発行された新聞です。たまに街で売ってるのを見ると買っています。
学園内で起こる事件は、そんな時代背景の中の物語になっております。
次回の近況ノートでは、消えた女子トークに触れようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。